墨場必携:和歌
「月」の歌を集めました。連載第18回、第20回、第26回、第44回、第45回、第66回、第67回、第68回の例文も御参照下さい。
22.9.4 東京都清瀬市
家[いへ]にして吾は恋ひむな
印南野[いなみぬ]の浅茅[あさぢ]が上[うへ]に照りし月夜[つくよ]を
『万葉集』1179 作者不詳
天離[あまざか]る鄙[ひな]にも月は照れれども
妹[いも]ぞ遠くは別れ来にける
『万葉集』3698 新羅使
22.9.20 東京都清瀬市
八月十五夜
月影はおなじひかりの秋のよを
わきて見ゆるは心なりけり
『後撰和歌集』326 詠み人知らず
月かげは入る山の端[は]もつらかりき
たえぬひかりをみるよしもがな
『方丈記』鴨長明
ダイサギ 22.9.20 東京都清瀬市
長い首!
"呼ンダ?"