2008年9月 1日

どこに寝る

  飼い猫の性格について、「家族に依存する猫は人の顔に近い位置に寝る。家族に依存しない猫は人の足許に寝る」という説をものの本に見たことがあります。依存するというのは易しく言えば人にまつわるとか甘えるとかと言い換えることができるでしょう。我が家の歴代を振り返ると、この説は確かに合っています。みな家族によく親和した甘えん坊の猫でしたが、寝るときは決まって私たちの寝床に来て、寒いときは横に入って枕を共有し、暑い季節は掛け布団の上、ともすると、寝ている人の胸の上に重なって寝て、悪夢の元になったりしていました。頬に猫の顔が接するような位置に寝ていたものでした。

     取り込んだ洗濯物を長椅子にドサッと置いておいたらうまく使って寝ているひたち


  現在居る中で、ひたちは人にまつわり、人の枕に頭を乗せてくる抱っこ寝んね派ですが、みやは実は貴重な例外です。
みやは独立心が旺盛で、小さい頃から一人で寝るのも平気でした。家の中を自由に暮らしていますが、夜は自分の持ち物と決めたらしい浅い籐の籠を寝籠にして、私たちの寝室には午前3時頃までは来ません。
それも目的あってのことで、早起きの朝御飯をいち早く貰うためです。掛け布団の足許に寝ています。この子は抱っこが好きではありません。無理に抱くと"ポポロフ、ポポロフ"と聞こえる奇妙な抗議音を発して暴れます。

mi.jpg                                                  起

syou.jpg                                                     承

ten.jpg                                                      転

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