比田井小葩の命日

2018年6月6日

5月25日は私の母、比田井小葩の命日です。白金台の「瑞聖寺」にあるお墓にお参りしました。

 

小葩のお墓は長野県佐久市の天来生家にありますが、小葩の実家「山桝家」のお墓にも分骨されているので、こちらに行きました。文字は上田桑鳩先生です。

ちなみに小葩の母、山桝まり子の父が山田猪三郎、お墓はこの向かい側に、石碑は和歌山県にあります。ブログ参照。

ちなみに、お花をいけてある左にさしてあるのは、切り花延命剤。隊長(弟です)の心配りは半端ではありません。(私の兄弟とは思えない)

小葩の作品は、ムー教授が作ってくれたホームページで見ることができますが、今日は、「生誕百年比田井天来展」(レセプションの席上で倒れた)に展示された絶筆をご紹介します。あまりに横に長いため、ホームページに載せられなかったのです。

 

横に長〜いので、3つに分けました。写真の精度が悪くてすみません。(長いんだもん) 小葩というと、あの素朴で愛らしい作品を思い浮かべてくださる方が多いかもしれませんが、最後に行きついたのはこういう境地だったのです。

南谷が「死ぬのが早すぎた。もう少し生きていれば名のある作家になれたのに・・・」と言っていたのを思い出します。

でも母は、自分の作品のことは何も言わず、父の書活動だけを心から応援しているように見えたし、父も母の作品をとりたてて褒めることはなかったので(むしろ、きたない、などとけなしていた)、このことばはちょっと意外でした。

そうそう、私がブログを始めたのは2009年。2010年に「魔法の時間」という随筆を9回書きました。その中に「母のこと」という一文があります。お暇でしたら(そんな人はいないか)読んでやってくださいな。

 

母は、ご馳走するのがとても好きでした。(私はご馳走されるのが好き) なので(というか)

 

私が住んでいる武蔵小杉まで戻り、スペインバル「バルサバルサ」へ入りました。(遠慮して写真を小さくした)

中途半端な時間(4時過ぎ)でしたが、ランチが11:30~14:30 、その後14:30~25:00(ずーっとやってる)というすばらしさ♡ 

まずは白ワイン。昼間のお酒はなぜか美味しい(夜もだけど)。このあと、ワインクーラーを持ってきてくれたけど、断った(すぐ飲んじゃうよ)。

ゆで卵とオイルサーディンのピンチョス。ピンチョスは140円〜200円ですが、グルテンフリーではないため、隊長は食べられません。牡蠣のオリーブオイル漬けと牡蠣のアヒージョ。天然酵母焼き立てパンはほんのり甘くて美味しい(これも隊長は食べられない)。そしていつものように赤ワイン。お肉も食べちゃう。

 

5時からはいろんなお店が開きます。いつもの枡かねへ。ここならグルテンフリーに対応してくれます。冷酒でかんぱーい。さて、この干物は何だっただろう。右はうなぎの白焼きです。

 

忘れてはいけないのはお刺身(乾杯の次はこっちが先でした)。左端のトリ貝はびっくりするほど美味でした。旬なんですってね(誰でも知ってる?)。ホタテ、アジ、カツオ。

 

まだまだ帰れません。小杉駅前の今どきのワインのお店。いわゆる「インスタばえ」ってやつですわ。華やかに盛り付けられたいろんなチーズ。缶詰を台にした平らな木のお皿の上に、これでもか、と広がっている生ハム(乾いちゃうだろう)と野菜。

「ふーん」と言いながら、熱く「かんぱーい」。今夜も終わらない。。。。。

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書道