比田井南谷が生まれたのは1912年2月1日。生きていれば106歳です。
家でくつろいでいる(多分飲んでる)写真です。この頃は髭をはやしてました。で
かんぱーい。お誕生日おめでとう♡ 写真の前のグラスにお酒が入ってます。少ないって怒ってるかな。
最初に果物を食べるのが私たちの流儀。二日酔いにならない・・・ことはないけど、なりにくい。
春の香いっぱいのお料理です。左上から、コールスローと鳥、下に行って切り干し大根(豚肉と人参とごぼうといろんなお豆が入ってる)、雪菜の味噌マヨネーズ和え、エビのおから、ウルイの酢味噌和え、真ん中は菜の花のおひたし。全部味を変えて、美味しく食べられるように工夫されています。グルテンフリーのお醤油やマヨネーズ、自家製のお味噌を使っています。
次は日本酒「雪の茅舎大吟醸」。これはお料理にあいますね♡
かんぱーい。お酒がとても美味しく感じられてどんどん飲んじゃう、不思議なグラス。
花のようにあでやかに盛られたお野菜やきのこたち。
上等の牛肉。
二種類の味が楽しめるお鍋。左はしゃぶしゃぶ用、右はお肉のおだんごが入った中華風スープです。
野菜がいっぱいのヘルシーなお鍋です。体がほっかほかになって、お酒がすすむ。
アクセントは柚子胡椒。これ、柚子の香がたって、美味しいのです。
最後はやっぱり、どうしても、何があっても、風が吹いても槍が降っても、赤ワイン♡ コート・ド・カスティヨンというワインです。シャトー・ル・パンのオーナーが持っている畑のワインで、雑誌でブラインドテストをしたところ、全員一致で一位だったワインだそう。値段は高くないのに、これは美味です。
かんぱーい。グラスの傾きが楽しくなってきたな。(酔ってる)
ペコリーノロマーノとゴーダチーズ、生ハムです。いつもこういうものが常備してあったら幸せだなー。
クルミのはちみつ漬けです。不思議なことにクルミがカリカリ香ばしい。で
こんなふうに、そば粉のガレットにはさんで食べましょう。ほのかな甘味と歯ざわりが絶品です。
おみやげは、お庭でとれたみかんとシークワーサー。
では最後に、お誕生日の主人公に、再度登場していただきましょう。ぱちぱち。
私が古典を通じて理解している書道は、文学的意味と関係なく、線を通しての人間の表出だと思っている。
私は十六年前から、文字のもつ文学的意味を捨てた場で、「書」の美を追求する仕事を続けてきた。
現在、私の作品は文字を使わないことが多いが、本質的な「書」の芸術性を抽出したために、文字から離れることが起こったわけである。
現在私の作品にたいして、「書」ではないという声が強い。
保守作家は、これが「書」だといってくれては迷惑するというわけである。
伝統書家は書道の遺産をタンスの中にしまい込んでいる。
使うことを知らない。
比田井南谷レポートvol1 「カッパの国」から抜粋