横浜といえば三渓園(誰が決めたの?)。三渓園といえば梅(ほんとか)。梅といえば宴会(めちゃくちゃ)。
というわけで(どういうわけだか)、三渓園に行きました。お花の写真を撮るとき、背景が大事なんですよね。
庭内のほとんどの場所から見ることのできる三重塔。三渓園の象徴ともいうべき建物です。池には舟がうかんでいたりして、情緒たっぷり。二週間前でしたが、大勢の人で賑わっていました。
白梅が加わると、ぐっと情緒が増しますね。枝をゆする風のそよぎまで感じられます。
園内のあちこちに、歴史を感じさせる建物が佇んでいます。紅白の梅が、落ち着いた中に華やかさを醸し出しています。
無心に咲く梅の花。時間に追われる日常を忘れて、ふっと引き込まれてしまう一瞬。
枝の隅々にまで気を配り、公平に花を咲かせる木って、偉い! 見習わなくちゃ。
ずっと奥に行くと池があります。子供の頃は、このあたりから海で、潮干狩りをしました。アサリがたくさん採れたんですよ。1963年から埋め立てが始まったそうです。
だんだん夕方になってきました。右の木、よく見るとこわい! 榎だそうです。
そして、待ちに待った宴会♡ 今日はこのホットプレートを使います。右が高温で左が低温(逆かも)。いちごは・・・焼かない。
かんぱーい。すでに梅のことは忘れてる。
本日の素材です。お肉にえび、トマトの豚肉巻き、野菜。
低温のプレートでは野菜、高温ではししゃも。このアルミホイル皿は優秀です。
焼けるのを待つ間に、隊長が作ったおつまみです。左は蕾菜(つぼみな)。あざやかな緑色が春を呼んでいるよう。酢味噌の黄色もきれいです。切り干し大根は油でいためずに煮てあります。素朴な味。その右、上に乗っているのはレーズンです。みんなお酒を美味しくしてくれますが、こうして並べると、色の組み合わせもきれいですね。梅に負けない。
ガスコンロでは、イベリコ豚がじっくりと焼かれています。私たちはししゃものバター焼きをぱくり。ししゃもとバターって相性がいいんですよ。大発見。
ししゃもの次は殻付きのえび。絶妙の焼き加減なので、身はしっとり、ひげが香ばしくって、ぽりぽりいっちゃいます。野菜はまだまだ。低温でじっくり焼きます。
エビの次はミニトマトの豚肉巻きと厚揚げです。野菜はそろそろ食べごろです。玉ねぎは甘みが増し、かぼちゃもほくほく。
左では春キャベツ、右は牛肉です。少しずつ、いろんなものが食べられて幸せ。いつものように、隊長に任せっきりではなく、お料理に参加している感が満載です(そう思いたい)。
ついに(やっぱり)、白ワインになりました。かんぱーい。
長芋にオリーブオイルがかかっています。長芋って、外側がカリカリ、中はホクホクで美味しいんですよ。ほうれん草は鮮やかな緑色。
ガスコンロで焼かれていたイベリコ豚登場。素材の持ち味を活かすには、それぞれにあった調理法が不可欠なのです(私がやったわけじゃないけど)。絶妙の焼き加減。とくれば
かんぱーい。ありゃりゃ、二人だけ?
なわけありません。みんなで改めましてかんぱーい。
ホットプレートではからすみパスタ。普通のスパゲティではなくて、米粉でできています。これ、もちもちして美味しいんですよ。
おお、チーズを焼いてる。
というわけで、梅よりもお料理のほうがメインのような一日でした。(いつもだけど) すべてグルテンフリーなのに、これだけの変化に富んだお料理ができるって、すごい。
食べる人もお料理に参加している感満載(「感」だけだけど)の宴会もおもしろいから、またやろうね。