2014年11月24日

比田井天来・小琴顕彰 佐久全国臨書展

01美術館s.jpg
11月22日から、佐久市立近代美術館で、臨書展が始まりました。12月7日までです。


澄み切った青空が広がり、暖かい日でした。

01美術館.jpg審査員の先生方、NPO法人未来工房もちづきのみなさん、市長をはじめとする佐久市のみなさん、そして各地から集まった方々でとてもにぎやかでした。沖縄からのお客様もいらっしゃいました。
司会をしたり忙しい時間をぬって、撮った写真をご紹介します。

02天来賞.jpgこの三点は一般部の天来賞です。
審査は、10名の審査員がそれぞれ5点を持ち点とし、すべてに点をつけます。それを集計して高い順に並べ、さらに協議を重ねるという方法をとりました。厳正な審査だと思います。

高校生の部はうまく撮れなかったので、

03天来賞小学生.jpg小学生です。小学生だって臨書します。りっぱな臨書ですね。

04天来賞 小中.jpg左端は小学生、右の三点は中学生です。天来賞だけは表具してくれます。

05小学生.jpg天来賞以外の小学生と中学生は、こんな感じで展示されます。二度ほどかけかえて、全部の作品が展示されますよ。

08会場.jpg小学生がじっと見てました。自分の作品があったのかな。
受賞作品は、来週、天来書院ホームページでご紹介する予定です。お楽しみに。

12天来.jpg1Fの常設展示室(いつもは平山郁夫画伯の作品が展示されている部屋です)では、地元で所蔵されているものを中心に、比田井天来の作品が展示されています。

10天来.jpgこれらは書学院にあるものです。左は泰山金剛経の対幅です。天来・小琴といっしょに桑原翠邦先生、金子鷗亭先生、三宅半有先生が写っている写真(幅の右側)がありますね。

09会場.jpg学書筌蹄の初版本は、田宮文平先生がお持ちのものを貸してくださいました。
そのあとは授賞式、田宮文平先生の講演、審査員による臨書揮毫会と続きます。揮毫会で最初に書いてくださったのは佐久市長、柳田さん。鄭道昭論経書詩の臨書です。素晴らしい作品になりました。
揮毫会の様子は佐久市長、柳田さんがツイッターにあげてくださいました。https://twitter.com/Seiji_Ya

翌日は

21管公社.jpgツアーのみなさんといっしょに、比田井天来の書碑をまわりました。これは「菅公社」門標。

23慰霊之碑 集合写真.jpg慰霊之碑の前で記念撮影。楽しそうでしょ。

24自然公園集合写真.jpg見学会の最後は、天来自然公園です。比田井天来と小琴、門下の石碑がたっています。

25自然公園集合写真.jpgここでも記念撮影。ぱちっ。初めての方が多かったのですが、すっかり親しくなりました。来年も会いましょうね。

26ランチ.jpgお昼は、NPO法人未来工房もちづきの女性によるご馳走がならびます。すべて地元の食材ですって。

28おそば.jpgしめのおそばが最高でした。もちろん新そば。10割そばです。絶妙な歯ごたえと香りに、全員が完食です。

今年の臨書展は、応募数は2943点。去年より200点増え、大幅にレベルアップ。会派を超えた審査員による公平な審査はとても魅力的だと思います。来年はぜひぜひチャレンジしてくださいね。

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