2014年3月10日

40人のひかりと風

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第五十回創玄展記念「40人のひかりと風」という特別展が開催され、創玄書道会の物故役員の方々の作品が展示されています。




02新国立美術館.jpg会場は、新国立美術館です。

03会場.jpg創玄書道会創立者、金子鷗亭先生はじめ、草創期を支えた方々の作品が展示されています。設立のときの常任理事は宇留野清華、金子鷗亭、金子聴松、酒井康堂、佐々木寒湖、續木湖山、比田井小葩、村上北海といった先生方。1964年といえば、新しい書の運動がまっさかりでした。鷗亭先生を中心として、真剣な議論が繰り広げられたと聞いています。
今回展示された作品も、過去に拘泥せず、本当によいものを追求していこうという真摯さが感じられました。

04会場.jpg石飛博光先生と荒金大琳先生の姿が見えます。
最初の場所に展示してくださったのが、比田井小葩の作品でした。1972年に他界したからかもしれません。ありがとうございます。

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この作品、詩の作者がわからないんです。昔、ホームページの掲示板で、「誰の詩かわかったら教えてください」とやったら、いろんな方が調べてくださったのですが、結局わからなかったんです。
展覧会の詳細はこちら

3月10日には、慰霊祭が行われました。

10慰霊祭.jpg物故者慰霊祭は10年ごとに開催されることになっているそうです。昔のことを忘れてしまうのではなく、いつも自らの原点として大切にしていくってすばらしいことだと思います。
それにしても、石飛博光先生が揮毫された字、すてきですね。心がこもっています。

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