隊長流「正しいすきやき」
実は、その日は隊長の還暦のお祝いだったのです。・・・・・が
やっぱり、作るのは隊長なんだなー。
とにかく、最初にいる人だけで、かんぱーい。
すごい、やっぱり・・・。左上からにしんの酢漬け、赤キャベツマリネ、レバー(クリーミー)、煮豚(味がしみててやわらかーい)、自家製(!)ツナ。隊長のお祝いにふさわしい前菜です・・・。ごめんね。
生ハムと洋梨。この組み合わせって、生ハムメロンより合うぞー。
キャベツとベーコンのシーザーサラダ。気が利いてます。
これがまたすごいんです。クラッカーの向こうはトロトロに熟成したカマンベール! こんなの初めて♪ 美味しい♪♪
これ、なんだと思います? ま、当たらないな。なんと生ザーサイのおつけもの。独特の香りが加わって美味しい。
ほたて、サーモン、タイのおさしみ。添えてあるのはオリーブオイルがはいったおしょうゆです。これはいいです! あれ、輪っかが浮かんでるみたいだ。
なんと、ナスのトルコ焼きですって。松の実とレーズンとコリアンダーが入ってます。トマト味に松の実の食感がすごい。
春餅巻きは、ひき肉とレンコン、ねぎ、きゅうりを巻いて、海鮮ジャンをたっぷりつけます。
ここで全員そろいました。かんぱーい。
そして、けいこ隊員からお祝いの花束贈呈です。隊長、還暦おめでとう! これからも美味しいもの食べさせてね! ってか、幸せな隊員たちです。
ここで、そーせき顧問から、あの「越乃寒梅」の差し入れです。かつてはとっても高価でした。今だって安くないぞー。
またもやかんぱーい。そうそう、この味だ。おいしいねー。
そして、じゃーん。あんなに食べたのに、ここからすきやきの始まり始まり。
まずは卵を用意。おお、白身がしっかりして、黄身が元気な、いい卵です。いやがおうにも盛り上がる期待。
脂を引きます。どきどき。
お肉を焼きます。浅草は今半の上等のお肉です。ジュー。割り下をいれて
卵につけて、おおっ、お口の中でとろけます。すごおい。
どんどん焼きます。なんたって、7人で2kgもあるんだから!
ネギは立てます。そっかー、こうやると全体に味が染みます。隊長流は違うなー。
しらたき、しいたけ、お豆腐(絹ごし)をいれて、ぐつぐつぐつぐつ。
隊長流その2。上にお肉をのっけます。ほほー。
煮えてきました。至福の時は過ぎてゆく。
れれれ? 赤ワイン?
きゃー、トマトだ。どーしたのだ。
完璧にトマト味になった!
し、しかも、粉チーズがぁ。
し、し、しかも、モッツァレラチーズがぁぁぁ。 おいしい?
うーん、複雑だ。おいしいけど・・・。
最後は思い出のバウムクーヘン。小さい頃、元町のジャーマンベーカリーではこんなふうに出てきました。私は生クリームが大好きだったので、バウムクーヘンにクリームをちょっとずつつけて食べて、最後にクリームをたくさん食べようとして、気持ち悪くなったものです。懲りずにまた繰り返すんです、はい。
ご馳走のあとは、長ーーーい夜とどっさりの赤ワインのために、チーズやハムやレーズンなどなど。
なんて幸せなんでしょ。そのうちに私たちがご馳走しますからね、隊長。(誰も信じてない)。