甲骨文字の「虫歯」には虫がいる
甲骨文字ってほんとにおもしろいですよね。
これは「歯」です。
これは「歯」です。
いろんな「歯」があります。左下は子供の歯かな。そして、右を見てください。これ「虫歯」です。歯に虫がとりついているところらしい。やめてー。
人体のいろんな部分です。右上は「首」で頭の形。その下の「足」は脛と足の形。真ん中の上の「舌」は、口から舌が出ていて、その下の「言」は舌の上に一を加え、言は口から出るということを表しています。
目や耳を使った字が集まっています。右上の「民」は、針で目をさし、目が見えなくするのをあらわしているんですって。なんたること！ 左下は人が正座して、手で口を覆い、耳を聳やかして聞く形。ふむふむ。
こちらは人の正面の形を使った字。「立」は地面の上に立つ姿。「去」は落とし穴をまたぐ形なんですって。左の「交」は足を交差させているし、「逆」は人が逆立ちしている！こんなふうに、覚えやすく整理されていて、解説も親切。
新刊です。おもしろいですよー。