新潟のおいしい料亭 たつみ
12月5日に終了した比田井天来展には、いろいろな方のお世話になりました。
美術館の二階フロアのテーマは「天来を待っていたもの」。拓本が大部分でしたが、その前に、当時の最先端の書をご紹介しました。
中林梧竹の作品と天来晩年の名品を貸してくださった梨本尚山先生が、美味しいお店に連れて行ってくださいました。山森木艘先生、梧竹・鳴鶴・黙鳳の大吉昆弟買山地記の臨書を貸してくださった藤井さんもいっしょです。
小新たつみは新潟市西区にあるお料理屋さん。梨本先生のご子息が修行をなさったところです。
かんぱーい。えーと私だけビールで車を運転する梨本先生と藤井さんはウーロン茶、山森先生は最初からお酒。〆張鶴の中のおいしいやつ。(私もすぐに追いつきますからねっ)
とっても手のこんだお料理が始まります。
これは百合根まんじゅう、菜の花とわさび添え、銀あん。早く日本酒いかなきゃ。
お椀は帆立の真丈に雲子すり流し、大根、人参、青菜、しめじ、そして柚。
どうしてこんなふうに書けるかというと、板長さんが書いたお献立のメモをもらったのです♪
お椀は帆立の真丈に雲子すり流し、大根、人参、青菜、しめじ、そして柚。
どうしてこんなふうに書けるかというと、板長さんが書いたお献立のメモをもらったのです♪
そして、新潟と言えば新鮮なお魚です。お待たせしました。ブリ、ひらめ、甘エビ、そしてつまいろいろ。おさしみが美味しいのはもちろん、大根、菊、穂しそ、にんじんなど色とりどりの脇役が美しい。
焼き物は柳ガレイのウニ焼き。からっと上がった骨もなかなか気がきいてます。青唐辛子とむかご添え。
柿をくりぬいた中には柿の果肉やキュウリ、にんじんなどといくら、そして水前寺海苔。きれいですねー。
煮物はぶり大根。ボリュームがあって、おなかも大満足。
しめはスッポンの雑炊です。いつもはここまで食べられない私もおいしくいただいてしまいました。スープが絶品なんですもん。
ん? デザートが南京ケーキとパイナップルシャーベット、ルビーゼリー寄せって書いてあるけど写真がない(汗)。興味がなかったんだなー。