2010年4月13日

日野俊顕先生 お別れ会

04 サインs.jpg
4月10日、ブログ「中林梧竹の書」をご執筆くださり、急逝された日野俊顕先生のお別れ会が開かれました。



会場は銀座アスターお茶の水賓館。

02 風景.jpgすばらしい眺望です。徳島からは奥様、お嬢様、弟さんがおいでになり、梧竹の会会員の方々といっしょに、なごやかに始まりました。

01遺影.jpg写真は多分セミナーのスナップ、おだやかな表情です。

03 作品など.jpg
左は日野先生がお持ちだった梧竹の作品。右はなんと新発見の梧竹の碑です。白井右鬼先生がお持ちくださいました。
ひととおりのお別れのことばが終わり、どなたかお話ししたい方はいらっしゃいませんか?という呼びかけに、たくさんの方がお話になりました。それぞれの方は何か思うところあって梧竹の会に入ったんだなあと感じました。
このときに配られた資料の中に、日野先生の23歳の作品があります。

金もいらぬ、名誉もいらぬ、生命もいらぬ、といふ人物はどうにもならぬものであるが、このどうにもかうにも手のつけられぬ人物でなければ、本当の仕事はできぬ。

淡々としたすばらしい書です。ここでご紹介しています。
また、図録には、日野先生のこんな文章があります。

私は、書家を評価するとき師匠を超えたかどうか、師匠を評価するときは自分を超える弟子をどれほど育てたかをよく評価するように提案したいと考えています。

これもすごいことばです。おだやかに見えた先生の心の中には、常に情熱が燃え盛っていたのだということがわかります。
先生のお仕事を消してはいけないと決意した次第です。

04 サイン.jpg先生の署名。どうして私もいただいておかなかったのだろう・・・。
そしてやっぱり

05 お料理.jpgお野菜たっぷり、ヘルシーなお料理でした。
そういえば、日野先生とカラオケ行ったなー。

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