2010年1月 7日

とめはねっ にテキストシリーズ

テキスト集王s.jpg
今日から放映される話題のNHKドラマ「とめはねっ」に、天来書院テキストシリーズが使われます(多分)。
それから、2月4日のドラマ第5回には、比田井天来の屏風が紹介されます(これは確定)。




あれは去年のことでした。「とめはねっ」の担当の方からお電話をいただいて、テキストシリーズ全53冊(まだ増補7冊が出ていませんでした)をお貸ししました。さすが石飛先生、パフォーマンス書道だけではなく、その基礎である古典の臨書を紹介してくださるのです(多分)。

で、今日はテキストシリーズの中でも評判の高いお手本の一つ「集王聖教序(しゅうおうしょうぎょうのじょ)」のご紹介です。
まずは呼び方からです。「集字聖教序」と呼ばれることも多いのですが、これだとただ「字」を集めて聖教序を作ったという意味になります。ですから「王羲之の字」を集めたということを強調して、私たちは「集王聖教序」と呼んでいます。

そして、臨書をするとき、必ず突き当たるのが、この「夢」。いったいどう書けばいいのさっ。と怒る前に

夢.jpgほうらね、こう書けば良いんです(テキストシリーズは骨書つき♪)。
それから、書の古典は、今の教育とは筆順が違うことがよくあります。

寺.jpgこんなふうです。あるいは

無ss.jpgみなさん、テキストシリーズを使って正しい臨書をしましょうね。

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