2010年1月 6日

1月4日の実況放送

天来s.jpg
1月4日は比田井天来の命日なので、毎年墓参が行われています。
今年は、八幡宮そばのギャラリー雪の下で1月9日から開催される比田井天来展を一足先に見学し、ネットで実況中継されました。天来書院のトップページの右端の「お知らせ」に、動画を見るためのボタンがあります。


01 建長寺への道.jpg北鎌倉から建長寺へ向かう歩道はすごく狭くて、二人並ばれると追い越せません。

02 建長寺.jpg建長寺三門です。

03 建長寺.jpg境内の光景です。空間が大きく見えます。

04 建長寺.jpg今日の参加者は18名です。私とムー教授は別行動で、先に寺務所に寄りました。立派な字ですね。
ほかの方々が何をしていたかは、実況中継をしてくれたうどよしさんのブログをご覧下さい。ちなみに、建長寺の石碑は、上田桑鳩書「天来先生碑銘」です。(覚えてね) ここにも出てきます。

05 お墓.jpg比田井家のお墓。いつもはここで記念撮影をしますが、今年はうどよしさんの準備があるので、先にお参りしました。(みんなが遅いんだもん)

06 ギャラリー雪の下.jpg
ここがギャラリー雪の下です。

08 天来と鳴鶴.jpg右から三点が天来、左は天来の先生である日下部鳴鶴の作品です。右から二点目、中央にごりごりと筆をこすりつけたような渇筆が見えます。大胆な構図ですね。たぶん、大正8年ころの作品だと思います。

09 天来と翠邦.jpg右から三点が天来の書。左二点が天来の門下である桑原翠邦の作品です。
左から二点目は川谷尚亭 じゃないの? と思ったあなた、すごい! でも違うんです。翠邦が尚亭の筆法で書いたもの。落款にそう書いてあります。珍しいものです。

07 雪竹.jpgこの扁額は、天来の兄弟子にあたる、近藤雪竹の作品。堂々としていて、存在感にあふれています。

09上田桑鳩s.jpg天来の一番弟子、上田桑鳩の作品。「だいだいに見えようとみかんだろうと岩だろうと大吉じゃい」 楽しいです!

10 別府さんたち.jpg実況中継が始まりました。みんなで勝手なことを・・・ではなくて、作品を解説してくださっています。左から高橋蒼石先生、ギャラリーのご主人、別府史風先生、古谷春峰先生です。(誰にも緊張感はない) 

10 吉野先生.jpgやっぱり吉野大巨先生がでなくては。(緊張感はもっとない)

09 扇子.jpg天来の扇子のところで、扇子に書くときの基礎知識が披露されました。表と裏の見分け方。文字は谷折りの部分に書くこと。どの行も要に向かって書くこと、などです。視聴者から「役に立ちました」という書き込みがありましたよ。

11 集合写真.jpg今回の参加者です。お忙しい中、墓参に来てくださり、本当にありがとうございました。
ここは、八幡宮のそばのお蕎麦屋さんです。すでに2時過ぎから、ギャラリー雪の下でお酒とご馳走をたくさんいただいています。二次会は3時半過ぎに始まり、もうめちゃくちゃ(なのは私だけ?)。

12 権太.jpgなんだかお酒がある。違うお店に違いない。

14 乾杯.jpg五人だったらしい・・・・・。
だから、早くから飲み始めるのはよそうと言ったのに・・・。

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