2009年8月18日

「会津ほまれ」と天来

Aのれんs.jpg
8月12日は一足早いお休みをとって、会津へ行きました。
ほまれ酒造さんに、比田井天来が書いた扁額「ほまれ」があると聞き、撮影のお願いをしてあるんです。



A喜多方駅.jpgラーメンで有名な喜多方駅は、若い人達でにぎやかでした。この暑いのに、ラーメン食べるんだ!
でも、私たちはタクシーでほまれ酒造へ向かいます。町のあちこちに「ほまれ」の文字があります。

ほまれ酒造に着きました。
撮影のお願いをした比田井です。と告げると、どうやらみなさん知っている模様。通してくれた部屋に、天来が書いた扁額がありました。

Aほまれ.jpgひらがなだけの額は珍しいです。上のほうに書かれた「ほまれ」に対して、落款は下に書いています。大きさのあるいい作品です。

やがて社長さんが現われて、お話してくださいました。なんでも、天来は熱塩温泉に泊まって揮毫したそうです。
ほまれ酒造の創業は大正7年、加納酒造株式会社という名前だったそうです。大正10年に事業拡張のため合資会社唐橋醸造場と改称し、昭和24年に「ほまれ酒造株式会社」を設立。昭和28年に唐橋醸造場を統合して現在にいたっているとのことです。
天来が「ほまれ」を揮毫したのはいつかというと、多分昭和10年です。ほら、「たびかがみ」に会津若松の記事がありましたね。きっとあのときです。とすれば、その頃、「ほまれ」という名前のお酒があったのかしら。
天来の字をだいじにしてくださり、現在の社名につなげてくださったのはうれしい限りです。

B会津ほまれ 瓶2.jpg会津ほまれ大吟醸です。居酒屋さんの看板などでよく見る字ですね。
試飲はできますか?
もちろんですよと連れて行ってくれたのが

Aのれん.jpgこののれんはなんとなく感じがいいです。

A試飲.jpgこんなにいろいろのお酒が試飲できますよ。季節モノもあります。
ついでに

A社長とs.jpg社長さんとツーショット。お互い孫同士ですもの。

A雲嶺庵.jpgきれいなお庭もありました。誰でも見ることができます。
喜多方は蔵の町。見たいと言ったら送ってくださいました。

Aしょう油屋さん.jpgおしょうゆやさんです。

Aしょう油屋さん商品.jpg
漬け物もたくさん売っています。私はしその実と野菜の漬け物を買いました。

A馬車.jpg馬車も走っています。
この後は会津若松へ移動しました。どこで飲んだかはまた明日。

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