2009年7月 6日

節酒同盟 一本会

謹慎s.jpg
桑原翠邦先生の文章によると、比田井天来は若い頃、お酒を二升八合飲むと自称していたそうです。
なんたること! (私はそんなには飲みません)
でも、年をとってからは、反省することもあったようです。



天来が書いたとっくりが残っています。

01 とっくり五本.jpg左端に「節酒同盟」って書いてありますね。
二升八合と豪語した人のことばとは思えませんが。

02 一本会長.jpg節酒同盟 一本会長 兼 書学院長 天来道人
左のには「謹慎」なんて書いちゃってます。
お酒って、今日はあんまり飲まないぞって決心していても、だんだんそんなことは忘れていって、もう一杯いこー、ってことになりますね。
だから、一人杯一本にしよう、というのが一本会。そのかわり、とっくりはどんなに大きくてもよいのです。最初から一升飲むつもりなら、一升瓶も可。


03 節酒4本.jpg四回も書いてる・・・・・。よっぽど反省したんだな。

話は変わりますが、今回の「知られざる天来」は、乞食を応接間に通した話です。読んでね。



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