2009年4月24日

筆墨硯紙事典 完成!!!!!

筆墨紙硯事典s.jpg
ついに、ついに完成しました。
今朝、10時半に厚徳社山本さんにデータを渡しました。帰社した山本さんから「不明なフォントがあるからPDFにしてください」という電話があり、すったもんだのあげく、もうすぐ白焼きが届きます。なんというスピードでしょう。



でも、データを渡したあと、不備を発見。木筆のサイズがおかしかったのです。
1971年に、全国書道用品生産連盟というところからサイズ表が発表されたらしいので、電話しました。そうしたら、「あれは決定的なものではありません」と教えてくれないのです。つまり筆のサイズはメーカーによって違うし、号数を明記しないメーカーもあるのだそうです。
困った。でも4号は直径12㎜、一号増えると3㎜増えていくらしいので、そう書いちゃお。頼みの綱の早川さんに聞いたら、子どもが書き初めで使う筆は、太いと書けないので、握る部分を細くした木軸の筆を使うんですよ、と教えてくれました。ははーん、穂先の直径が10センチあったら、軸も10センチでは書きにくいから木の軸にするわけね。
それにしても、竹軸は号数が増えると細くなって行き、木軸は号数が増えると太くなっていくんですよ。わかりにくいっ(怒)。

今、白焼きが届きました。すごいスピードです。校正して返すのは27日。お店には来月18日頃から並びます。

筆墨紙硯事典.jpg

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