比田井天来の書碑 仁叟寺
秋田県鹿角市毛馬内というところに、比田井天来が書いた書碑があります。
2002年11月、比田井天来生誕130年を記念して、天来記念館で「東北の比田井天来」という企画展を開いたあと、作品をお返しに、秋田と弘前へ行きました。
まだ11月初めだというのに、突然雪が降り始め、それもだんだんひどくなり、吹雪で前が見えないにもかかわらず、当時スピード狂だった小郷カメラマンは、高速道路でがんがん走らせたのでした。おそろしかった・・・。
確か、秋田に天来が書いた石碑があるはず。で、行ってみました。地図を頼りに毛馬内(毛がない、ではありません、けまない、です)へ。
その碑のある「仁叟寺」というお寺はとても広く、天来だけではなく、立派な碑がたくさん建っていました。
真中が天来が書いた「日露戦役忠魂之碑」。撰文は内藤湖南です。その左の碑を書いたのは吉田晩稼でした。
大きな碑です。建碑は大正10年11月。撰文は内藤湖南。右は拓本です。
まだ本格的な雪の季節には早かったので
雪の中の紅葉はとってもきれいでした。
その後は・・・・・ありません。当時はお料理の写真を撮っていなかったのです。残念!