2008年10月 9日

書家が書いた日本酒ラベル

02 月桂冠 鳴鶴.jpg10月11日のイベントの準備が終わりました。今日はその中から、明治から大正、昭和にかけての書家が書いたラベルをご紹介しましょう。











最初は日下部鳴鶴。
02 月桂冠 鳴鶴s.jpgなんだか個性的な瓶の画像しかありませんが、どっしりとした趣があります。

次は中村不折。
03 不折三種s.jpg書道博物館を作った不折は、コレクションを充実させるために、たくさん作品を書きました。不折書のラベルは、さがせばもっとありそうです。個性的な字形ですが、今のデザイナーさんのような遊び心ではありません。真剣です。

そして最後は比田井天来。
04 白鹿と養心王s.jpg左は私たちがデザインした「養心王」。なかなかよろしい。
右の「白鹿」は確認がとれていないのですが、昔から天来の字だと言われています。かなりデザインされていて、ひげがついたりしてます。ほかに昨日紹介した「福小町」や「会津ほまれ」も天来です。

戦後のものについては、またの機会に紹介しますね。




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