渡部半溟先生の個展
10月7日まで、銀座カトレアサロンで、半溟書院展 併催・還暦記念 渡部半溟書展が開催されています。秋晴れの中、拝見に出かけてきました。
お弟子さんの作品がたくさんあって、個展はどこ? と思ったら、一番奥にスペースがありました。
メインにあったのが、何だと思います?
なんと、第一回天来祭りで、ピアノとリコーダーの演奏にあわせて揮毫して下さった作品だったのです。
このとき、半溟先生はとっても緊張していらっしゃったのですが、その緊張の中で、このような傑作が生まれたなんて、さすがですね。
会場にはたくさんの方が作品を鑑賞していらっしゃいました。でも、初日と翌日はもっとたくさんの方が見えたのですって。
あっ、赤いシールが貼ってある。売れたんだな。
半溟先生でなくては作ることのできない世界です。半溟先生は、DVD「比田井天来の生涯」の題字を書いてくださった方なんですよ。ビデオ「比田井南谷」を作るときは、南谷が臨書をしているビデオフィルムを貸してくださいました。
参考作品として展示されている桑原翠邦先生と比田井南谷の作品です。
そしてなぜか
どうしてこうなっちゃうんでしょうね。これは川谷尚亭先生の作品をラベルにしたお酒です。すっごくおいしいので、素直にそう申し上げたら、二本もいただいちゃいました。言って見るもんです♪
密度の高い、さわやかな造形空間で、なんだかすがすがしい気持ちになりました。