2008年9月 2日

初秋にさっぱりとした押し寿司を

9月になりましたね。今日はスモークサーモンで、おしゃれな押し寿司を作りますよ。隊長の家でパーティーをすると、よく登場します。ごはんだけど、〆ではなくて、カナッペみたいな感じです。

07 お寿司いろいろ完成s.jpg

 父は富山のマスの寿司が好きでした。

家で作るときは、マスの替わりにスモークサーモンで。これならシャンパンとか白ワインにもおいしいよ。

 

まず、スモークサーモンとバルサミコ酢とケッパーの酢漬けの瓶詰めとシソを。あとはお米と普通の寿司酢の素とシラスとゴマです。あればフェンネルを少し。

01 押し寿司 材料.jpg

 お米を普通に炊いて、炊き上がったら大き目のボウルか何かにあけて、最初にバルサミコ酢を少しふりかけます。

02 ごはんを炊いてお酢.jpg

あとは、寿司酢を混ぜて、冷めたらシラスとゴマを混ぜて、シソの細切りを混ぜて、ごはんは出来上がり。

あれば押し寿司の箱で

ごはん、ケッパー、スモークサーモンの順に重ねてぎゅっと押せば出来上がり。

05 サーモンすし.jpg

ケッパーは一切れにふたつぶくらい。箱がなければ、サランラップできゅっとすれば、手まり寿司になります。

06 てまり寿司.jpg

バルサミコ酢を入れるのは、スモークサーモンって、スモークの香りがするので、ごはんをよけいにすっぱくしないと、バランスが悪くなるのです。だから、いつものより少しすっぱめにできて、ちょうどいい感じだと思います。

07 お寿司いろいろ完成.jpg

このごはんで、ハムとかチーズとか、いろんなものを押してみると、おもしろいよ。手まり寿司ならこわくないでしょ?

 

小さい頃、お節句や特別の日には、押し寿司が出ました。錦糸卵や甘く煮たしいたけや酢でしめたお魚やゆでたえびなどが乗っていて、大きな葉っぱが上のお寿司と下のお寿司のしきりになってました。

母がなくなってから、あのお寿司を作ろうという話になって、あの葉っぱがなんだかわからない。いろんな人に聞いて、それが葉蘭だということ、庭にあることがわかりました。もう、大騒ぎ。

おいしいお料理は、こうやって、少しずつ進化しながら伝えていきたいですね。

同じカテゴリの記事一覧