山枡信明 テノールリサイタル 無事終了
夕べ午後7時から始まったリサイタル。280人の聴衆がうっとりと聞きほれる中、しっとりと歌い上げた「サンタルチア」でフィナーレを迎えました。
リサイタルが始まる20分前です。もうかなりの方が着席しています。
演奏中は写真を撮らないでください。というアナウンスがあったので、写真はありません。
今回のテーマは「海」。イギリスの海、ドイツの海、フランスの海。休憩をはさんで日本の海、私の海(即興)、そしてイタリアの海。それぞれの国の特徴が遺憾なく現れた、興味深いメロディでした。
そして、今回驚いたのは、強弱の変化の見事さです。とくに、ささやくような小さな声がすばらしかった。南谷は楽器の演奏について「一本調子が一番悪い。小さい音のときはほとんど聞こえないぐらいにしなくてはいけない」と、いつも言っていましたが、まさにそれを歌曲で実行したのだと思います。きわめて大きな声を出せる実力を持ちながら、抑えた音量の中に込めた情感は、聴衆を魅了するものでした。
花束贈呈ぐらい撮影していいかなと思ったら、女の人が飛んできて怒られた・・・・・。
それにしても、9回目(10回目ではなかった)で280人もの聴衆を集めるのは、並大抵ではありません。招待者はほとんどいなかったそうです(私も払った)。お世話をした井上マリ子ちゃん、本当にご苦労様でした。(次回は私にポスター送ってね)
そしてそのあとは
そして
一日は楽しく終わったのでありました。
臨書に挑戦!(田村南海子ブログ)
営業部からの便り(橋爪ますみ・佐藤貞男)