美しい楷書体
今年11月29日(日曜日)に、日本デザイン書道作家協会から依頼されて、青森で講演をすることになりました。
これに先駆けて、雑誌に執筆を頼まれたのですが、原稿を書き上げて「なーるほど」と感じたことがあったので、ここにも紹介します。
私たちが親しんでいる活字。でも、手書きしようとすると、なんだか書きにくい形が多いものです。
たとえば 道
左から、欧陽詢「九成宮醴泉銘」、虞世南「孔子廟堂碑」、チョ遂良「雁塔聖教序」。
活字は正方形におさめるために、右端をそろえたため、なんだかかっこわるい。今から1400年前の名人たちのほうが、すごく美しいですね。
続いて 天
左から欧陽詢「九成宮醴泉銘」、チョ遂良「雁塔聖教序」、右は明朝活字のもとだと言われる顔真卿で、作品は「顔謹礼碑」。
活字はどうして第一画が長いんでしょう。頭でっかちで支えるのがたいへんそう。
最後に、心
左から欧陽詢「九成宮醴泉銘」、チョ遂良「雁塔聖教序」、顔真卿「顔謹礼碑」。書きやすくて美しい形ですね。
正方形の中に入れるためとはいえ、活字の形って書きにくい。
これに先駆けて、雑誌に執筆を頼まれたのですが、原稿を書き上げて「なーるほど」と感じたことがあったので、ここにも紹介します。
私たちが親しんでいる活字。でも、手書きしようとすると、なんだか書きにくい形が多いものです。
たとえば 道
左から、欧陽詢「九成宮醴泉銘」、虞世南「孔子廟堂碑」、チョ遂良「雁塔聖教序」。
活字は正方形におさめるために、右端をそろえたため、なんだかかっこわるい。今から1400年前の名人たちのほうが、すごく美しいですね。
続いて 天
左から欧陽詢「九成宮醴泉銘」、チョ遂良「雁塔聖教序」、右は明朝活字のもとだと言われる顔真卿で、作品は「顔謹礼碑」。
活字はどうして第一画が長いんでしょう。頭でっかちで支えるのがたいへんそう。
最後に、心
左から欧陽詢「九成宮醴泉銘」、チョ遂良「雁塔聖教序」、顔真卿「顔謹礼碑」。書きやすくて美しい形ですね。
正方形の中に入れるためとはいえ、活字の形って書きにくい。