2008年6月29日

ミネストローネスープが大変身の巻

さてさて、大評判の隊長レシピです。今回は、残ったお料理大変身。ちゃーんと作ったお料理だからこそ、もっとおいしいお料理になるんですね。

 

A00 完成s.jpg

 

まずミネストローネスープから。冷蔵庫の中身を見てから買い物へ。

A01 素材.jpg
野菜の切れ端は、みんないれちゃいましょう。必ずいるのは、にんにく、玉ネギ、セロリ、ニンジンですかね。みんな小さくきざんでください。ジャガイモは少なめにね。ほかはズッキーニ、キャベツ、ブロッコリ、ナス、アスパラなんかでも。

あと、鶏がら一羽とトマトの缶詰、ヤサイジュース、コンソメの素です。

まず、鶏ガラを一度煮て、お湯をすて、ガラを水でこすり洗いします。

A02 とりがら煮る.jpg

これを水からコトコト30分煮ます。セロリの葉とか、ベイリーフとか入れるといいですね。

A05 たまねぎセロリ.jpg

まず鍋にオリーブオイルを入れて、玉ネギとセロリを入れて、必ず塩をひとつまみ入れて、多少色がつくまでいためます。このときにスープの香りと味が出るので、まずこれだけをよくいためます。

A06 野菜を投入 煮る.jpg

あとはまとめて全部入れて、鶏ガラスープとトマトカンとヤサイジュースを入れてコトコト煮れば出来上がり。途中でアクをとりながら味をみて、コンソメと塩コショーなんかで、お好きな味にしてください。ヤサイジュースは、本当はV8がおすすめです。

A08 ミネストローネ完成.jpg

食べるときに、別鍋であたためて、パスタとかガーリックトーストとかクルトンとか入れてもおいしいです。

 

いつもみんなでおいしく食べると、問題が発生します。

A10 ミキサー.jpg
次の日に見ると、みんなスープばっかり飲んじゃって、中身がたくさん残っちまうんですね~。

これをミキサーで30秒。

A11 ペースト.jpg

こんなペーストができます。もしもあんまり赤くなかったら、トマトペーストを加えてください。

A11 えび.jpg

スーパーに行って、頭つきのエビを買ってきます(ブラックタイガーとかでいいよ)。

上から真っ二つに切って、塩、コショー、エルブドプロバンスをふります。これを多目のオリーブオイルでジューっと香ばしく焼いてここにペーストを入れます。

A13 生クリーム.jpg

さらに100%の生クリームを入れて、2~3分コトコト煮たら、フェットチーネかリングイネのゆでたのを入れて1分位

A15 パスタ完成.jpg

お皿に移して、コショー、パセリ、オリーブオイルをふると、おいしいエビのトマトクリームパスタの出来上がりです。

このペーストは白身のお魚とか、ナス、鳥のソテーのソースにしてもおいしいです。

 

 おいしそうですね。おともは白ワイン。香りがただよってきそうです。・・・・・・・・・・・・・・・食べたい。

問題は、エビを真っ二つに割るのが至難の業。すべるし。 

 

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2008年6月27日

どんどん増える複雑な結線

動画編集はとてもおもしろくて好きなのですが、嫌いなのはコードをつなぐこと。

使うのはパソコン、プロ用DV-COMのデッキ、DVDとVHSのプレーヤー、そしてモニタ、そして変換機。

することは

1.DVDを見る。

2.VHSを見る。

3.撮影したテープをデータにしてパソコンに保存する。

4.データを編集してDVDに書き出す。

5.データを編集してVHSに書き出す。

 

そして、機械の後はといえば

コード.jpg

違う作業をするたびに、結線を変えなくてはならないのです。私には無理なので、岡崎がやってくれます。

でもうまくいくときといかないときがある・・・。不思議だ・・・・・。

 

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2008年6月26日

第七回居酒屋探検隊 横浜西口 昇さん

昨日の探検の報告をしま~す。

午後6時半に横浜駅西口に集合。参加したのは隊長、そーせき顧問(ほんとは、天来書院の本の原稿を書いているはずなんだけど・・・)、まゆみ隊員、けい隊員、そして私。副隊長は今日も欠席(プンプン)。でも、急に決まった探検だからしょうがないか。というか、これだけ集まっちゃうのがすごい。

最初にトリスバーに行こう。オーッ。

02 トリスバー.jpg

西口地下街の奥まったところにある「トリスバー」。へー、こんなバーがあったんだ。おいしいから食べ過ぎちゃだめだよ。

03 乾杯.jpg

 

待ってました。かんぱーい。

まゆみ隊員は、この瞬間のために、できるだけ水分をとらないようにしたそうです。

隊員の鏡だ。

 

 

 

 

 

 

04 料理.jpg

最初にロシア漬だよね。野菜の甘酢漬けです。それから、じゃがいもコンビーフ。味がなじんでいい感じです。左下はチョリソー。デミグラスソースが抜群♪ 最後になすのチーズ焼き。やわらかーいなすにソースとチーズがからんで、おいしー。

05 バーボンソーダ2.jpg
次はバーボンソーダ。横浜らしい飲み物ですよね。ウィスキーの量が多くて大満足。そうこうしているうちに、いくよっ。えーっ、もう? しょーがないなー。

居酒屋探検隊には厳しいオキテがあります。お勘定は正確にワリカンにすること。100円以下は切り上げにすること。全部で8000円だから、一人2000円。どんどん資金がたまります。

06 昇さん.jpg

次に地上に出て、橋を渡り、歩いていくと「昇さん」の文字が。ここを曲がってしばらく行くと、ありました。海鮮、地鶏、うなぎ、なんでもあります。でも、海鮮がおいしいんです。

お酒は、一升瓶はありますか? 聞いてきます。・・・あるそうです。値段は? 10倍です。あらま。ぐい飲みじゃなくて、コップにしてくださいね。

07 乾杯.jpg

かんぱーい。そろそろいい気持ちになってきました。

09 料理.jpg

さらしくじらは、よく父が食べていました。右上はえんがわ。左下の蒸しうには新鮮でとってもおいしい。

右上のおさしみはかんぱちです。しこしこぷりぷりで美味っ。そしてとこぶしは、肝の部分が絶品でした。新しいんですね。

10 おこぜ.jpg

ソーセキ顧問が注文したもの。なんじゃこれは。

11 おこぜ解体.jpg

横から見るとわかりますね。おこぜのカラアゲです。でも、どーやって食べるの? 隊長がさばいてくれました。

これも絶品でしたよ。

一升瓶飲み終わったので、次いこー。

14 小道に入ると.jpg

なんだか路地を入っていきました。そして

14 味珍.jpg

ここは豚の味珍というお店。レアーな横浜の夜です。けい隊員もイタについてきました。

15 紹興酒.jpg

ここでは紹興酒。お料理にあうんです。

16 料理.jpg

豚のいろいろな部位を煮てあります。左上は頭、下は耳、その右はタン。右上のお漬物はさわやかで、お肉を引き立てます。ここでおしまいのはずが・・・・・。

17 珍来2.jpg

もう一軒来ちゃいました。中華料理の珍来

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初心に帰って、まずビール。右はここの名物料理「雲白肉」。ゆでた豚肉と千切りキャベツ。さっぱりしておいしい。

19 料理.jpg

ザーサイとキムチのいためものと酢豚。こんなに食べたって、ほんとかなー。(怖)

 

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第一回居酒屋探検隊 藤沢 九昇

第二回居酒屋探検隊 神田 みますや

第三回居酒屋探検隊 浅草 丸太ごうし

第四回居酒屋探検隊 横須賀編

第五回居酒屋探検隊 赤坂編

第六回居酒屋探検隊 関内の伊勢と横浜くじら 

 

第一回居酒屋放浪隊 中目黒 ほさかや 根室食堂 おおたる

第二回居酒屋放浪隊 新馬場 牧野  放浪する隊員たち

第三回居酒屋放浪隊 ひな祭りと中華街

2008年6月25日

緑色の拓本

今、比田井南谷著「中国書道史事典」の再編集をしています。カラー口絵を作っているので、いろいろここに載せたくなっちゃうわけです。
条幅天来.jpgこの写真、左から桑原翠邦先生、比田井天来、小琴、金子鴎亭先生です。後ろにかけてある、泰山金剛経、実は緑色なんですよ。
ほらね。うーん、色がちょっと違うかな。
さー、今日はこれから居酒屋探検隊出動です。横浜駅界隈を探検しますよー。


2008年6月24日

雁塔聖教序 俯仰法の秘密

久しぶりに書道の話題です。最近、たくさんの方がこのブログを見てくださるので、基本的なことも載せていきたいと思います。「知ってるよー」という方も、もう一回おつきあいください。

比田井天来が古法(俯仰法)を発見した端緒となったのは、ほかにもいろいろありますが、まずは「雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうのじょ)」。

二冊姿.JPG

袖珍本(しゅうちんぼん)と言って、縦17センチ、横9センチの小さな本です。開くと

拓本.jpg

拓本が貼ってあります。この拓本はものすごく精密にとられているので、筆遣いがよくわかります。筆法発見の端緒となったのもうなづけますね。

あれ? 赤と金色の点が見えますね。これは、天来と、共同研究者である松田南溟がつけたもの。よく見ると、点がある部分はなんだか不自然ですね。左下の「形」という字の三画目は二重に見えます。

五年前に荒金大琳先生がお書きになった「雁塔聖教序に関する記録」という本に、精密な碑面写真があります。

碑面.jpg

左ページの下三分の二の部分です。「以」の左下に小さな点があったり、「無」の三画目、横線の最後に点があったり、「形」の三画目に斜めの線があったり、不思議ですね。

南谷は、こう言っていました。「無」の横線は、きっと短く書いてしまったので、後で点を書き足したのだろう(これを補筆といいます)。ふつうの彫り師だったら、ごまかして一本の線にしてしまうのに、この彫り師は正直なので、そのまま彫ったのだろう。

みなさんはどう思いますか?

 なお、この拓本は、テキストシリーズ「雁塔聖教序」の原本です。モノクロなので赤と金色の点は見えませんが、拓本の精密さはかわりません。唐時代のすこやかな楷書筆法を身につけるために最適です。

 

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2008年6月22日

新丸子のおいしいお店 升かね

私は、今は武蔵小杉ですが、6年くらい前までは新丸子に住んでいました(東横線で隣の駅)。

01 新丸子.jpg

武蔵小杉ほどではありませんが、新しいお店ができたり、少しずつ様変わりをしています。

今日は、前によく行ったおいしいお店を紹介しましょう。近所の人しか知らない穴場ですよ。

02 升かね.jpg

新丸子駅東口から歩いて5分、仕出しもする「升かね」です。うなぎがおいしいのですが、いつもその前におなか一杯になっちゃいます。さー、今日はどうかな。

03 ビール.jpg

まずはビール。蒸し暑かったからおいしい♪ これからはビールの季節です(いつもだけど)。

突き出しはまぐろのおろし合え。こんな食べ方もいいなー。

すぐに出てくるイカの塩辛を注文。

04 塩辛.jpg

こんなかわいい容器にはいっていました。ふたを開けたらプーンとゆずの香りが。上品な塩辛です。

板場おまかせ、2100円というのがあったので、注文しました。

05 板場おまかせ.jpg

さしみ三種盛りは、まあ普通。めばるはこっくりと煮てあって、しみじみおいしい。から揚げはあいなめです。さくさくしっとり。これで2100円はすごーくお得。おすすめです。お酒は京都の中納言。お店の名前が入ったラベルです。

そして、必ず食べるのが・・・

06 えびサラダ.jpg

これです、これ。海老サラダ。2000円とちょっと値がはりますが、トローリとした海老味噌がたっぷり入っていて、自家製のマヨネーズと合うんです。絶妙のタイミングで蒸しあがった身も美味。レタスやきゅうりには別のドレッシングがかかっていて、ポテトサラダもおいしい。升かねに行ったら、海老サラダを食べよう。

うなぎは、また今度にしました。あ~あ。

 

なんだか、食べ歩きブログのようになってきた。これはいけない・・・。

 

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2008年6月20日

漢字かな交じりの書と赤ワイン

昨日は、田宮文平先生をお呼びして、編集会議をしました。今年秋発行予定の本「漢字かな交じりの名品」の最終打ち合わせです。掲載作品と解説の字数などを決めて、なんだかもう出来上がった気持ち。

すがすがしい気分で(気が早い)、例のイタリアンレストランへ繰り出したわけです。

1シチリアのワイン.jpg

一本目はシチリアのワイン。軽めでしたが、渋みもちゃんとあって、お料理に合います。続いて

1 二本目のワイン.jpg

二本目はこのワイン。だんだんなんだかわからなくなる・・・・。お料理は

2 料理.jpg

お肉のコースとお魚のコースがありました。赤をおいしく飲むには、やっぱりお肉。運ばれてきてすぐ食べようとすると、「写真でしょ」と田宮先生。おー、そーだ、危ないところだった。これだけ写真が撮れました。

左上は前菜。生ハムとメロン、カプレーゼ、サーモン、右下は自家製干し肉です。

左下のフェットチーネは、ポロネーズソースのようなものがかかっていました。

ワインをどれだけ飲んだかっていうと

3ワイン4本.jpg

メンバーは4人でしたが、二人はあんまり飲まなかったから、田宮先生と私で3本以上飲んだことになる・・・・・。

 

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2008年6月19日

おうちで簡単に中華おかゆ

 

完成s.jpg
比田井南谷は、毎朝、中華街の安記というお店へ行って、おかゆを食べていました。いつもジーンズをはいていたので、ニックネームは「ジーパンの先生」。

お店では朝早からおばあちゃんがおかゆを仕込んでいました。今日は手軽におかゆを作る方法ですって。楽しみですね。

 

1米.jpg
まず、二人分なら、お米0.6合を、さっとといでから、25倍の水を入れて火にかけます(中火)。

 

沸騰する.jpg

 沸騰したら少し火を弱くして(中火の弱)2~3分したら、

2 鶏肉.jpg
トリ肉、中華スープの素、長ネギ、塩、コショウを入れます。

鳥ねぎ投入.jpg

アクをとりながら、あまり弱くない中火の弱くらいで、ふきこぼれないように気をつけながら、ときどき底の方をかきまぜながら、お米がこなごなで形がなくなるくらい、1時間煮ればできあがりです。

途中で水分が減ってきたら、必ず沸騰したお湯を足してください。

4 火加減.jpg
コツはグツグツいうくらいの中弱火で、フタをしないで煮ることです。

あまりまぜるとネバネバになってしまいますよ。

中国の人はタイ米なんかを使うみたいですね。

5 ジップロック.jpg

もしも気の短い人だったら、前の日にお米をといで、水分を切ってから、ジップロックなんかに入れて、冷凍室でこおらせてしまいます。これを使うと、お米の中に、しみ込んだ水分がこおって組織をこわすので、20分位でおかゆができますよ。この時は、水の量はそんなに多くなくてもOKです。

6 できあがり.jpg

薬味は、長ネギを少し荒く千切りにしたものに、ゴマ油としょう油をかけたものと、家庭ならワンタンの皮かパンを油であげたものをのせて食べるとおいしいです。

完成.jpg

 

おいしそうですねー。お米をといでからこおらせるなんて、隊長しか思いつかないアイディアですよね。すごい。

20分でできるなら、朝ごはんにもいいかも。みなさん、試してみてくださいね。結果などを掲示板に書き込んでくださるとうれしいです。

 

 

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2008年6月18日

詩をもうひとつ

昨日、紫陽花の詩を書いたら、もうひとつ書きたくなりました。紫陽花の詩よりもっと前から好きな詩です。

詩人はクリスティナ・ロセッティ。「だれが風を見たでしょう」という詩が有名ですね。

 

のぞみ

 

目にみえぬ空のかなたゆく

一わの小鳥になりたい

 

ただ一度きいたのち

いくたびも思い出される

歌になりたい。

 

そよ風にゆれる

ゆかの上のしらゆりのかげになりたい。

 

すぎたむかしのすべてに値する

愛のことばのこだまになりたい

 

わすれはてて二度と

生まれこぬ希望の

その記憶になりたい

 

なんだか乙女チックな気分になってしまった。

明日は隊長のレシピをご紹介します。

 

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2008年6月17日

紫陽花の詩

昨日更新された連載「みやと探す・作品に書きたい四季の言葉」は、紫陽花です。きれいな花の写真がたくさん掲載されています。ぜひご覧ください。

紫陽花といえば、私の大好きな詩があります。結婚する前にプレゼントされた、金井直の詩集に載っていた詩です。

 

あじさい

 

また季節はめぐりきて

うすむらさきのほほえみはよみがえる

あなたは思い出

いつみても懐かしい

いつまでもあなたのそばにいると

あなたの色が沁みこんでくるようだ

かけがえのない愛の色よ

あなたの繁みの奥に

こころのゆりかごを静かにゆり動かす手がある

あなたの蔭に「時」のない影がある

だがもう

あなたの芯から名前は生れではしても

むかしのあなたではない

あの日のいのちとともにうすれて

いつか消えてしまった

ただひとたびの美しさよ

今あなたにくまどられながら

じっとあなたをみつめていると

眼が痛くなり

眼を閉じると

急にまわりが広くなる

遠いものは近くなり

近いものは遠くなる

あなたの中に私が在るのか

私の中にあなたが在るのか

わからなくなる

そして

人というものが哀しくなってくる

 

 

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2008年6月15日

日本の詩歌と書の世界展

行ってきました。日本詩文書作家協会主催「日本の詩歌と書の世界」。たくさんの方が見えていて、とってもにぎやかでした。

A会場入り口.jpg

出品作品は434点。小品ながら、見ごたえがありました。漢字仮名交じり書は、書いてあることばを読むのも楽しみの一つ。書とは、ことばと造形が一体となった芸術なのです。

A中野先生作品.jpg

山頭火の「入れものがない 両手で受ける」。中野北溟先生の作品がとても印象的でした。

そして、第一ホテル東京に移動して祝賀会です。

A理事長 副理事長.jpg

理事長、船本芳雲先生のごあいさつ。右の石飛博光先生は閉会の辞でしたが、いっしょにしちゃいました。

A祝辞.jpg

祝辞を述べられたのは4人。恩地春洋先生、詩人の菊田守さん、毎日書道会専務理事の寺田さん、そして田宮文平先生。

どーしてみんな、右に傾いているんだろ。

A最初は白ワイン.jpg

乾杯は白ワイン。なくなったので「白ワインください」と注文したら、「すみません。終わってしまったので赤ワインでいいですか?」 いいけど、赤ワインもなくなったらどうなるの?

「チーフに言ったほうがいいよ」と隣の大谷洋峻先生。聞いてみてくれたら「そんなことはありません。」

Aワインビン.jpg

出てきました。「ここに置いておきます。」 やったー。

A料理.jpg

お料理はこんな感じ。真ん中はすずきのパイ包み焼きナンチュアソース(???)。ほかにかぼちゃのスープとヒレ肉の蒸し焼きフォアグラソースが出ました。大谷先生は「野菜は体に悪い」といって、食べなかった・・・・・。

パーティーが終わり、そーっと帰ろうとしたら、あっっっ、早川さんにつかまった(つかまえた?) そして辻本大雲先生のグループに混ざってしまいました。

そこへユニカ松井さんから電話が。「中野先生が、比田井さんは?って言ってるよ」 あら、どうしましょう。と思っていたら、辻本先生グループが9時半に終了。そして中野先生のグループへ。

永守先生、石飛先生、早川さん、松井さん、私、北野先生、中野先生、俳人の先生(お名前がわからない)、北野先生のお弟子さん、そして毎日新聞記者の桐山さん。

これで帰ったのかなー。記憶喪失。でも、今朝は家で目をさました・・・・・。

 

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2008年6月14日

インターネットの可能性

いいお天気ですね。

今朝は久しぶりに朝寝坊をして、朝昼兼用の食事をし、その後はパソコンでヒット数などを調べています。

どれくらいの人が見てくれていると思います?

最近では、6月3日が一番たくさんの人が来てくれました。閲覧されたページは3522ページ。びっくりです。

本だと、買っても読まないことが多いのですが、ネットなら、斜め読みにしろ、一応読んでくれているわけですから、手ごたえを感じます。

どんなページが読まれているかというと、毎日更新するブログや連載、ショッピングがほとんどですが、こんなページも読んでくれているんですよ。(  )内は読んでくれた回数です。

 

天来生誕の地から(8)

天来を語る 特別座談会(8)

天来書院の沿革(8)

慰霊之碑への行きかた(5)

天来作品(4)

 

長野県望月町(現在は佐久市)で天来自然公園の除幕式が催されたとき、当時の長野県知事、田中康夫さんが駆けつけてくださいました。書をあまり知らない人のお話は、なんだかお茶をにごしたようになるのですが、田中さんはホームページで天来を勉強してくださったようで、的確ですばらしい内容、みんなびっくりでした。

さー、今日はこれから、日本詩文書作家協会の展覧会「日本の詩歌と書の世界」へ行って、夜は祝賀会。レポートは明日です。お楽しみに。

 

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2008年6月13日

今夜はおいしい鳥カラを

隊長から、またまたおいしいアイディアが届きました。秘密は下味とまぶす粉。インスタント食品も使うっていうとこが、柔軟頭の隊長らしいなー。

完成.jpg

鳥のカラアゲって、家で作ると、安い鶏肉で作るせいか、パサパサでおいしくな~い、なんてことはありませんか? 時間がたつとべたべたになっちゃうし、なんて。

今回はさっぱりしているのにジューシーなやつを作ります。

鶏肉はふつうのスーパーのでかまいません。ダイエット中ならむね肉でいいですよ。

まず、鶏肉4枚に対して、インスタントのコブダシを濃い目にといたダシ汁を、コップ半分くらい用意します。

1.jpg

切った鶏肉をボールに入れて、ダシ汁をいれ、さっくりと混ぜたら、冷蔵庫で1時間くらいねかせます。

2-3.jpg

これを広げて、塩、コショウ、ガーリックパウダーをふって、少しおきます。おつゆはふき取らなくていいです。

揚げる.jpg

油をたっぷり中温にあたためたら、鶏肉を、デュラム・セモリナ粉につけながら揚げます。

セモリナ粉って、イタリアのパスタやピザに使う小麦粉で、これだとつける量が少なくてすむので、油の吸いも少なく、あとでべたつきませんよ。スーパーなんかで売ってます。

カリッと揚げてできあがり。おいしくてみんな思わずおかわりしちゃうので、たくさん作ってね。

4.jpg

 

おしょう油を使わない、和風鳥カラ。これを出されても、コブだしにつけたなんて、だーれもわからないに違いありません。さっぱり、しっとり、かりっ。おいしそうですねー。

 

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2008年6月12日

赤こんにゃく

赤こんにゃく.JPG

数寄和大津へうかがったとき、麻田さんがご馳走してくれた「赤こんにゃく」。どうして赤いのかわからずじまいでしたが、お酒にあいます。

ホームページで、私のブログなどを紹介してくださっています。「水です」というのは、ばればれだけど・・・。

最新の「すきわ草紙」に、太田義久先生の写真が載っていました。忙しいのに、いらしてくださったんですね。ありがとうございました。お目にかかれなくて残念。太田先生書.jpg

今回の「フランス詩を書く」展では、すてきなお友達がたくさんできました。どうぞよろしくお願いいたします。

花.jpg
 

 

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2008年6月11日

滋賀の旅3 最後はハッピーアワー

今日は雨の予報です。だから島へ行ってもおもしろくないかも。

というわけで、突如、湖北の観音さまに会いに行くことになりました。20年前に一度きたことがあり、感動しました。今日はそのときに行けなかったお寺に行こうと思います。

A01渡月寺.jpg

最初は渡月寺。渡月寺というのは地名で、もともと向源寺にあったそうです。

 

A02向源寺.jpg
井上靖が絶賛した十一面観音像があります。撮影禁止なので、ホームページを見てください。

平安時代の仏像なのに、これほど完全な姿で残っているのは奇跡的。その美しさは、そばで見なければわかりません。みなさんもぜひぜひいらしてください。JR高月駅から歩いてすぐです。

問題がひとつ。係りの人が説明してくれるのはいいんですが、その後、ナレーションが流れるのです。情緒たっぷりのつもりなのでしょうが、聞くに堪えません。やめてくれー。

外に出たら、ウォーキングの団体に遭遇。それも1グループではありません。百人は超えてる。早く行こう。

だいじょうぶだよ。人が行かないお寺に行くんだから。って、あやしー。遠いのでタクシーに乗ることにしました。

A03赤後寺.jpg

次は赤後寺。しゃくごじと読みます。ふだんは鍵がかかっていて、お客さんが来たときだけあけてくれます。十一面観音と木造菩薩像。安土桃山時代の戦を逃れるために、住民が川に沈めたため、痛々しい姿ですが、美しさは格別。住民の信仰が厚かったのもうなづけます。

次はちょっと遠いから、タクシーを呼ぼうかと話しながらぶらぶら歩いているとバス停がありました。ちょうどバスが来る時間です。でも来ないから電話をかけようとしたら、バスが来たよ。えーっ? あれがバス?

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8人乗りの小さなバス。かわいいですね。田んぼの中の狭い道だってすいすいです。

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西野薬師堂。ここも電話をかけないと、鍵をあけてもらえません。

十一面観音像と薬師如来像がありました。薬師如来のお顔は崇高でおだやか、すばらしかったです。十二神将を従えた姿はさぞ迫力だったでしょうね。現在は神将は二体だけです。

ここでタクシーで木之本駅へ。小さな食堂へ入って、親子丼と親子うどんを注文。

A07親子丼.jpg

期待していなかったのですが、とろっとろの玉子がたっぷりかかっていて、すごくおいしかった♪

 

A09木之本地蔵.jpg
最後は木之本地蔵尊です。大きなお地蔵様。足元に小さな蛙がいっぱいおいてあります。この蛙の裏に自分の名前を書いてお供えすると、身代わりになってくれるんですって。でも、そんなの、かわいそう。

雨の予報だったのに、すごくいい天気。暑い! 長浜に戻ろう。

黒壁ストリートでショッピングをしたあと、ちょっと一杯。

A10ハッピーアワー.jpg

おお、ハッピーアワーと書いてあります。生ビールを二杯のみ、最後はギネスでしめました。

 

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2008年6月10日

滋賀の旅2 近江牛ディナーのはずが・・・

数寄和大津さんの「フランス詩を書く」展で、おしゃれな書を堪能した後は石山寺を散策。

A2石山寺.jpg

なかなか良い姿ですね。さすがです。

そろそろホテルへ戻りましょう。駅で向かい側のホームを見ると

A3せたぜに.jpg

前の駅が「せた」、次の駅が「ぜぜ」って、なんなんだ。ここは日本?

ホテルは長浜ロイヤルホテル、琵琶湖が見える和室です。それはいいけど繁華街まで遠いので、タクシーを呼びました。世間話をしていてレストランの話題になったので、「近江牛のお店でお薦めはありますか?」と聞いてみたら、「えーっ? 高いですよ。もったいないからお薦めはできません。」 

んー、近江牛とワインのつもりだったのに、そんなこと言われちゃうと行きにくいなー。

A4長浜黒壁スクエア.jpg

かといって、運転手さんが紹介してくれたうどん屋さんじゃあなんだし。

というんで、地ビールのレストランに入りました。(軟弱な選択だ)

A5ビールほか.jpg

一番人気の生ビール、トロ生ハムのさしみ、黒ごま豆腐、そしてクリームチーズの生ハム巻き。

 
A6にぎり.jpg

近江牛のにぎり。

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そして、近江牛の岩塩焼き。みんなおいしかったけど、これが一番かなー。サラダのえびにチーズを抱かせて焼いてみました。最後に、こうばしい肉汁で焼いた岩塩もなかなかです。

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ライトアップされた長浜城を見ながらホテルへ帰りました。このときは、明日は竹生島へ行こうと思っていたんですけどね。

 

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2008年6月 9日

滋賀の旅1 フランス詩を書く 数寄和大津

6月7日(土)、滋賀県大津に行ってきました。写真をいっぱい撮ってしまったので、何回かに分けて報告します。

新横浜から9時22分ひかり365号に乗り込んで、まずビール。ちょっと道のりは長いけど、ここはビール一本で我慢。

京都からJR東海道本線に乗り換えて、石山へは14分です。お昼はうなぎ、って決めてます。

A01 瀬田の唐橋.jpg

目指すお店は、有名な瀬田の大橋のすぐそばです。川風がいい気持ち・・・あっ、渡っちゃいけない。逆だ(汗)。

A02 あおいのうなぎ 玄関.jpg

うなぎと川魚専門の「うおい」。1階では、あゆやうなぎを加工したお土産を売っています。お食事は2階です。

A03 うなどん.jpg

これは「ねぎ う どん」といって、ごはん・うなぎ蒲焼・たっぷりの九条ねぎで構成されています。下では常に火が燃えているので、いつもほっかほか。右のようにお茶碗に取り分けて食べます。

鮎もありますか? あら、テレビをご覧になったんですか? 見ていませんけど・・・。 ほんとはお昼はうな丼だけなんですけど、テレビで放映したので、今は鮎もお出ししています。 ラッキー♪

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小ぶりの鮎です。新鮮そのもの。スーパーで買う鮎は水道水、こっちの鮎はおいしい水、っていう感じかな。串を刺して焼きますが、仕上げにぐるっと骨をはずすそうです。確かに骨がはずれやすくて食べやすい。

全部は食べないでご飯は残そう! と思っていたのに、全部食べちゃった。く、くるしい。

なんて言っている場合ではありません。画廊に行かねば! 住所からみるとすぐそばみたい。行ってみよう。

あれ?

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「フランス詩を書く」って書いてあります。隣のクリーニング屋さんにも張り紙が。でも、どこでやっているのかわからない。このそばに違いないけど、左へいくのかな。念のために中に入って聞いてみたら、このすぐ右です。あらら、聞いてよかった。

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ありました、ありました。

緑の中に、さりげなく看板が出ています。

知らなくても入りたくなるような、いい雰囲気。

さあ、入りましょう。

西荻では展示しなかった、明治から大正の書もあるはず。

どんな風になってるのかな。

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こんなふうでした。左の写真、右二点が比田井天来、左が日下部鳴鶴。鳴鶴は彦根出身です。

右の写真は、左から手島右卿、比田井南谷、金子鴎亭。ほかに比田井小琴、上田桑鳩の作品がありました。

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2階はこんな感じ。東京とは違う空気が漂っていました。岸田さんと電話でお話したとき、「違う空気が漂っていますね」と言ったら、「何を言ってるんですか。比田井さんがどこでも同じ空気にしちゃうくせに」と言われた・・・・・。

詳細は数寄和大津ホームページで。

 
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二階には、こんなすてきな畳のスペースもあります。

数寄和さんのホームページで、いち早く主人と私の写真を乗せてくださったので、こちらは店長の麻田有代さん(西荻の数寄和社長、岸田さんの妹さん)といっしょの一枚をご紹介します。上田桑鳩先生の作品読めない・・と言ったら、「調べたんですよ」と、すぐに読み方を教えてくれるほど、とっても熱心に展覧会のお世話をしてくださいました。本当にありがとうございました。

 

なんだか、展覧会のことより昼食のほうが分量が多くなってしまった・・・・・。

 

つづく

 

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2008年6月 6日

不思議な味付玉子

<今回は不思議な味付玉子ですって。これは簡単、便利。みなさんも覚えてくださいね。>

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ラーメン屋さんなんかの味玉子は、ラーメンツユとかの中に半熟でつけ込んだり、チャーシューといっしょに煮込んだりしてますね。燻製のところもありますね。<ふむふむ>

家で作るときは、濃い目のソバツユなんかにひと晩つけたりしますか? <塩つけて食べてま~す>

京都の料亭の瓢亭の、朝がゆについてる瓢亭玉子って有名ですよね。<知らない> これは半熟塩味ですね。<ふーん>

では、ちょっと変わったやつを。<おおっ、出ました>

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まず半熟玉子を作りましょう。玉子を室温にもどしておいて、鍋に水をはり、塩を小さじ一杯入れて玉子を入れたら、火にかけます。時々ゆっくりとまぜながら、水が沸騰したら、正確に4分30秒待って、すかさ冷水につけます。

これで完璧な半熟玉子です(Lサイズの場合) 玉子がMとかMSだったら、4分で上げます。これ以上短いと、皮をむいている間にこわれやすいので。

ところですきとおったみそ汁って飲んだことありますか?

おすまし色で味はみそ汁っていうのを作りましょう。 

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まずダシ汁に、濃い目にミソをといて、ふつうのみそ汁を作ってください。これをまずふきん等で一回こします。もう一度は、コーヒーのペーパーフィルターでこすと、アラ不思議? すきとおったみそ汁になります。あまり長い間かかる時は、ペーパーを変えるとか冷蔵庫に入れておくとかしてくださいね。

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これにむいた玉子をジップロックでつけ込んで、ひと晩かふた晩で、真っ白なのに食べるとミソ漬け味のおいしい玉子が出来上がり。

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ところでこのみそ汁は、冷やしてキュウリやミョウガなんか入れると、夏のおいしいお汁になります。

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 作るのがめんどうくさい人には、ちょっと高級なスーパーにいくと、名古屋の白しょう油っていうのを売っているので、これで濃い目のおすいものみたいに作ってつけ込むと、真っ白いのにしょう油味っていうのが作れますよ。

 

<簡単なのに、ちょっとおしゃれなゆで卵ですね。そういえば、昔、おみそ汁に玉子を割りいれたの、食べましたねー>

 

前回の料理 おいしい鳥のソテーを食べよう

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2008年6月 5日

パソコンフォーマット

それは昨日のこと、Wordで入力ができなくなりました。画面が固まってしまうのです。

しょーがないなー。メールの返事でも書こうかな。

と、ところが、メールも書けません。バックアップもとれない。2時間ほど、あーだこーだと試みましたが、だめ。

フォーマットが大好きな私のこと、即座に決意。データをサーバに移して帰宅。

そして今朝、フォーマットを敢行しました。なんだかいー気持ち。みなさんも時々するといいですよ。

あとは必要なソフトをインストール。新しいアカウントの設定も慣れたもの(ちょっと前にやったし)。パソコンはさくさく動いてます。

問題は、またアドレス帳がなくなった・・・・・。

 

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2008年6月 4日

第六回居酒屋探検隊 関内の伊勢と横浜くじら

ようやく隊長が元気になりました。昨日はメンバーがそろったので、いよいよ探検再開です。

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元町でタクシーをひろって、関内の「伊勢」へ。なんと、創業は明治30年、比田井天来が上京した年です。驚きますね。

メンバーは隊長、ソーセキ顧問、まゆみ隊員、慶隊員(20歳になりました)、岡崎隊員、そして私です。予約を入れておいたので安心です。

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久々の看板の登場です。そして恒例の卵焼き。ちょっと甘いやさしい味です。

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左は明石のたこ。これ、普通のたこと違います。適度にやわらかくてしこしこぷりぷり。

右はとびうおのたたき。しょうがの細切れがはいっていて、おろししょうがでいただきます。さわやかな初夏の味。

とびうおって、すごい距離を飛ぶんだよ。どうして飛ぶんだろうね。飛びたいんだよ。じゃあ、このとびうおも飛ばそう。というわけで、ひれを持ち上げてみました。

谷中しょうがはすごかった。まったく筋っぽくなくて、さくさく食べられます。辛味も少ない。

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かんぱーい。(ビールのときは撮影しそこなった) お酒はまずは高清水。うん、全員の手が写ったな。

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4合ビンはすぐに空になり、次は司牡丹。これもすぐになくなり浦霞。

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めごちのてんぷら。絶対においしいよ、と楽しみにしてたのに、あれー? これ、てんつゆがちょっと甘いから、いっぱいつけちゃだめだよ。わさびとおしょう油で食べたほうがおいしいよ。との隊長の一言に、試してみたらほんとにおいしい。やるなー。

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これで店を出て、一同は日の出町へ。この一角、飲み屋が軒を連ねています。新橋より規模が大きいぞー。

で、私たちが入ったのはここ。

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横浜くじら。おいしいくじら料理を出してくれる飲み屋です。カウンターだけなので8人もすわると満員。さー、食べよう。

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お酒はやっぱり酔鯨だね。まずはベーコン。くせが少なくて、でも、あの風味はちゃんと主張をしています。

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ご自慢のくじら料理いろいろ。どれがどれだかもーわかんない。隊長っ、教えて~。左端はたぶん「珍宝」ってやつだと思う。小さいときに食べたと隊長は言いますが、覚えていない・・・・・。

そして5日朝、隊長からメールがきました。

この一皿がちんぽうっていうの。左下はしは、松浦漬けで軟骨の粕漬け。その右がさえずり、右端が小腸、上左が生の赤身、真ん中は百畳、胃袋ね。右端はうすねで特上ベーコンになってるって。

それから酔鯨は一升瓶だよ。

あららー。

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しめくくりはバーです。比田井南谷が好きだった「マティニ」を飲むのが決まりです。

居酒屋探検隊は一晩で行くお店が多すぎるから減らそう。といいつつ、またまた次へ行っちゃたらしい(汗)。よく覚えていませんが、写真だけ残っています・・・。

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鳥の唐揚げ半額、紹興酒も格安ですもん、入らないわけにいかないじゃない。

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紹興酒が5杯。岡崎隊員だけ帰ったんだな。まったく、よく飲んで、よく食べること。

さー、次はいつかな。

 

 

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第一回居酒屋探検隊 藤沢 九昇

第二回居酒屋探検隊 神田 みますや

第三回居酒屋探検隊 浅草 丸太ごうし

第四回居酒屋探検隊 横須賀編

第五回居酒屋探検隊 赤坂編

 

第一回居酒屋放浪隊 中目黒 ほさかや 根室食堂 おおたる

第二回居酒屋放浪隊 新馬場 牧野  放浪する隊員たち

第三回居酒屋放浪隊 ひな祭りと中華街

2008年6月 3日

創立記念日の大宴会

夕べはスタッフと柏原紙商事の星さん、リタワークスの相馬さん、精華堂の早川さん、居酒屋探検隊顧問の高橋蒼石先生をお呼びして、新馬場の牧野へと繰り出しました。

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前に、居酒屋探検隊で行ったお店です。安くておいしいので再度探検。

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10人だからお刺身3つください。と言ったら、それでは多いから2つにしろと言われました。あれー、しめさばを食べ忘れた。

卵焼きはやっぱり定番です。

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しみじみとアナゴを焼く星さんとソーセキ顧問。

たくさん食べて、日本酒もたくさん飲んだのに、一人5000円ちょっとだなんて、驚きです!

さー、次はカラオケだ。

定番は早川さんが歌う「お袋さん」。森進一そっくりです。うまいよねー。

最初は、歌いませんなんて言っていた星さんや相馬さんも、結局歌いました。

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なんだかとっても楽しかったです。橋爪さんは早く帰ったので見えません。相馬さんがいないのはなぜかな。

一番左の好青年は、現在アルバイトをしてくれている小林さんです。もうすぐ、スタッフ欄に登場しますよ。

 

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2008年6月 2日

創立記念日

6月2日は株式会社天来書院の創立記念日です。発足したのは1990年なので、創立18年。
父、比田井南谷は、体が不自由ではありましたが、元気がよく、創立をとても喜んでくれました。
最初に発行したのは「名筆五体般若心経」(全六巻)です。
名筆五体般若心経パンフ.jpg『集空海書般若心経』(行草)/『菘翁行書般若心経』(行書)/『菘翁楷書般若心経』(楷書)/『集泰山金剛経般若心経』(隷書)/『呉昌碩篆書般若心経』(篆書)/『別巻・心経小品集』の六冊。
この中の『集空海書般若心経』と『呉昌碩篆書般若心経』は今も重版を続けるロングセラーです。
伝統的な折帖にしようということになり、大阪の製本会社を紹介してもらい、モスグリーンの紙に金色で模様を印刷して表紙に巻きました。
推薦文をお願いして書いて下さったのは、青山杉雨先生、石橋犀水先生、植村和堂先生、宇野雪村先生、加藤湘堂先生、金子鴎亭先生、北川博邦先生、桑原翠邦先生、小坂奇石先生、駒井鵞静先生、鈴木桐華先生、山崎大抱先生、そして高野山大学学長の高木訷言先生。すごい豪華メンバーでした。
どーなることか不安でしたが、おかげさまでたくさんご注文をいただき、順調な始まりでした。とはいえ、DM発送は知り合い総出で封筒詰めをしたり、ホテルオークラの部長代理だった兄が宛名入力をしてくれたり、みんなが助けてくれたからこそできたのだと思います。
今は書店配本もできるようになったし、ビデオやDVDも作れるようになったし、当時から思うと夢のよう。

これからもよろしくお願いいたします。

今夜はお祝い会。会社のスタッフと気の合う仕事仲間が集まって、新馬場の牧野へと繰り出しま〜す。

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2008年6月 1日

おいしい鳥のソテーを食べよう

隊長の体調はかなりよくなってきました。近々探検を始められそうですが、今日は特別レシピ第二弾を発表しま~す。

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これが完成品。

ソースは「煎り酒」を使います。

<>内は、例によって私めのつぶやきです。

 

 

 

鳥のソテーって、ソースの味にすごく左右されますよね。 <そー、だから買ってきたソースですませちゃったり・・・・・>

今回は夏にぴったり、ランチでもディナーでも、日本酒でもワインでもおいしいよ。 <そりゃー便利♪>

その前に、煎り酒(いりざけ)って知ってますか? <知りません>

江戸時代に、しょう油ができるまでは、屋台の握りずしにつけていた、例のやつです。<例のっていわれても・・・>

 

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作り方は、まず純米朱2合、うめぼし3こ、塩小さじ1ぱい、おかかひとつまみ、コブ1切れ。

これを火にかけ、中~弱火で1/3になるまで煮詰めてからこしたものです。

この煎り酒は、最近料亭でアレンジして、白身のおさしみに使ったりしています。おだやかな味でおいしいですよ。これを火にかけて煮詰めている間に、鶏肉の準備。

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まずもも肉の厚いところを観音開きにして、肉の厚さを均等にします。塩コショウ、ガーリックパウダーをふって、皮にナイフで穴をあけて、肉が縮むのを防ぎます。

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テフロンのフライパンを熱くして、ランチなら身の方から、ディナーなら皮の方から、油をひかずに中火で焼きます。

焦げ目がついてきたらひっくり返して、火をごく弱火にして、8分間、さわってはいけません。

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鶏肉は、途中で油がでてきたら、ティッシュなんかで吸い取ってください。

そろそろ煎り酒が1/3になってきたので、こしましょう。

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煎り酒を少し取り分けて、コショウ、レモン汁を入れて、同量か、少し少なめのオリーブオイルを入れて、よーくかきまぜてください。

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焼けた鶏肉を皿に盛って、ソースをたっぷりかけてできあがりです。

煎り酒は、冷蔵庫で2週間くらいはもつので、さしみのつけ汁やドレッシングや酢の物のダシに使ってください。

ちなみにディナー用に皮の方から焼くのは、皮がパリッとした方が夜のお酒にいいかなっていうだけで、この時は、ひっくり返してからのフタはしないでくださいね。

 

おいしそうですねー。隊長が作ると簡単そうなんだけど、焼き方とか微妙そう。でも、さっそく作ってみましょうね、みなさん。

 

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