蘭亭序展と薬師寺展
4月13日に、上野公園の石碑について書きましたね。上野に行って、どうして展覧会を見ないんだ! とご立腹の方も多いと思いますが、・・・・・行きましたよ、両方とも。
まずは上野公園の噴水でもご覧ください。
水を撮影するの、好きなんですよね。
それから、特別公開中の庭園に建っていた五重塔。
なんてやっている場合ではない。展覧会へ行こう。
薬師寺展は人がいっぱいでした。呼び物はなんといっても日光菩薩と月光菩薩。美しかったですよ~。若いころは仏像なんか見ませんでしたが(なんだか恐かった)、この年になると、いーなーと思います。
解せないのは、足。三角形にぶっきらぼうな指がついているだけ。もうちょっとなんとかしないのかな。
書もありました。まず仏足石碑。側面に文字が彫ってあります。なかなか美しいものですよ。
それから写経。紺地金泥のはまーねっていう感じでしたが、すばらしいのがありました。それは重要文化財になっている大般若経で、別名「魚養経」。躍動感を秘めた力強い線で、存在感があります。ぜひとも見てみてください。
そして、蘭亭序展へ。同じ東博の東洋館で開催されています。ついでに見に行く人が多いかな、と思いましたが、やっぱりあんまり人はいませんでした。その分、ゆっくり見ることができました。蘭亭序というと、今では墨蹟本を考えますが、古色を帯びた拓本もいいものです。昔は蘭亭序といえば定武本でしたよね。
いろんな人の臨書も陳列されていて、おもしろかったのですが、私の好きな思想帖をあんなふうに臨書する包世臣はちょっと許せないなー。(こんなこと書いていいのかな)
その後、13日のブログではウニの画像を載せましたが、カニも見たいという人がいるので載せてみました。
左は生きているとき、右は蒸しあがり。小さくしたけど、やっぱり恐い。
それにしても、二人でウニとカニを食べちゃう私たち夫婦って、どーよ。
ところで、14日から新しいブログが始まりました。営業部で書いています。楽しい話題がいっぱいです。ぜひ読んでくださいね。