2008年4月 4日

京都 花灯路と美食の旅 続編

おなかもすいてきたので、いよいよ祇園の「きたざと」に来ました。今回はここに来たくて京都にしたようなものです。

 
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カウンターの中のご主人はやさしそうな顔で、おいでやす。

さあ、何から頼もうかな、ということで、いっぺんにこんなにたのんでしまいました。お酒はまず澤屋松本の無濾過生原酒。

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まず、おあげの焼いたん。厚くて、ふっくらさくさくでおいしかった~。上にかかってる糸けずりのオカカも質がいいぞぉ。

活鯛のお造り、しめてちょうど食べごろになじんでいて、甘みもあって、いい鯛の香りもうれしいな。

小いもの煮ふくめ。見た目はふつうでも、一口かじると濃いおだしの味と里いもの味が、口の中をかけめぐる・・・う~ん!!

タコの造り。プリプリシコシコでタコの味が、うま味が・・・・・。

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絶品の焼きトロロです。山イモと玉子と白身の魚のスリ身をよくまぜて、オープンで焼いてあります。まるで山イモのスフレみたいにフワフワ、トロトロでした。二杯目のお酒は、大五郎っていう特別純米なんですが、どこのだろう? でもおいしいね

甘だいの桜むし。甘だいの下にはいい香りの桜の葉っぱにくるまれた、道明寺粉で作ったおもちが入ってます。上にかけた銀アンがもうおいしくて!! 最後の最後まですくって食べました。そのころには3ばい目のお酒、綿屋もからになって、もうおなかいっぱいで、幸せでした。

その後、また夜の祇園をフラフラの一夜でした。

 

次の日はツアーなので朝から元気に、トロッコ列車にも乗っちゃいました。トロッコの駅から竹の道を通って嵐山へ、この時間はまだしらふです。

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右上は嵐山です。向こうは渡月橋ですね。

左下はあだし野の野仏です。その右は大覚寺。

 

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これ本当の右近の橘と左近の梅です。あれ? おひなさまのって梅だっけ? この時代、花は梅が主流で桜はもう少しもう少し後の時代なんですって。なるほどね~。しかし、本当におひなさまのおかざりみたいに、四角く囲ってありましたよ。おどろき~。

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右は大門寺屋のあぶり餅です。これは清涼寺の境内にあるお茶屋の名物です。うす甘くて、あべかわもちの一口サイズみたいでしたが、意外にビールとおにあいでした。

嵐山には、八ツ橋の店が3軒ならんでいました。元祖とおたべと夕子・・・どの生八ツ橋も同じ味に感じるのは、酒のつまみにならんと思っているからかな?

夕方に、京都駅でお疲れさまビール。京都の地ビールでかんぱ~い。ちょっと甘い感じでおいしかったな。暗くなる京都タワーを見ながら、あー疲れたけど、おもしろかったなあ~。

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牛ヒレの香味焼き。やわらかくておいしかった。スパイシーオロシソースって感じかな。

トーフのグラタン。トーフは大きめで、ソースはマヨネーズチックだったけど、トーフ自体の味がおいしくて、バランスよかったな。疲れてもしっかり飲むぼくたちって・・・・・スペインの赤です。

カニとオレンジのあえもの。オレンジピール入り。なんと380円で、おいしいカニがしっかり入っていて驚き! 日本海に近いからかな。

トーフとえだ豆とエビのすり身あげ。上にささってるのはトロロコンブのカラアゲ。パリパリで、だんだんコブの味がしてくる。これはおいしい。

最後はカニタマのメンタイアンカケなんだけど、味見したらあまりのおいしさに、写真とるのわすれてこんなに食べちゃいました。メンタイアンはカツオダシの味なんです。

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こんなふつうの京都のチェーン店が、こんなにおいしくて安いのにおどろき~~!!でした。

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そして帰りの新幹線で、またまたこんなのを飲んでます。ハハハハ。

そして駅地下でたくさん買ったけど、もう食べられないから、帰ってみんなで食べようっと・・・ということで、この旅も無事におわりました。

次はもっと西の方へ行きたいな~なんて話が・・・・・。

 

なんとまあ、よく飲み、よく食べること。さすが隊長だなー。

 

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