2008年4月30日

DVDをシュリンクしよう♪

ビデオやDVDは、透明フィルムで守られています。これをシュリンクといいます。通常はほかの会社に依頼するのですが、そこは、なんでも自社でやってしまう天来書院(ほんとは印刷機も買って好きなように印刷したい)! 新刊のシュリンクはもちろんよそに頼みますが、返品などで破れた場合は社員が行います。

これってとっても簡単で、ほかにも応用できますので、やり方をお教えしましょう。

シュリンク01s.jpg

 

必要なのはアイロンのようなカッターとドライヤー、そして専用の袋です。

 

まず、透明な袋に入れます。入れて、片隅に寄せます。

専用の袋でなくては使えません。

ここまでは、誰でもできますが、これから後はちょっと技術が必要です。

 

 

 

シュリンク02s.jpg

専用のアイロンで、四方を切りつつ、切り口をくっつけます。三方しかないのは、撮り忘れたからです(汗)。これ、夏場は結構暑いです。それと、切れ端が静電気でくっついてきます。やっかいです。

シュリンク03s.jpg

左端がカットの終了したもの。これにドライヤーをあてて、熱風によってケースに密着させます。裏側も忘れずにあてましょう。慣れると上のように二本いっしょにできます。

新刊なのにどうしてこんなことをしているかというと・・・・・・。

ご想像におまかせします。ちょっとわけあり・・・・・。

 

明日は札幌です。6時40分の始発(列車じゃありませんよ、飛行機です)に乗るので、うちを4時半に出なくてはなりません。4時に起きるって、ほとんど無理。幸運を祈ってください。

それから、札幌のあとは連休なので、メールを見ることができません。急用は携帯にお願いします。

 

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2008年4月29日

アクセス数アップ でも・・・

今日も私のブログへおいでくださり、ありがとうございます。おかげさまで天来書院ホームページは、4月のヒット数が3月の三倍になりました! でも、トップページのヒット数はそんなに増えていませんよね。

ここ一週間、アクセスの実態を詳細に知ることができるようになりました。そしてわかったのは、みなさんが見たいページだけ見て、すぐさよならしちゃうということです。そんな~。

トップページでは、いろんなお知らせをしたり、いろんな試みをしています。たとえば、『篆刻入門-実例500』ではアマゾンの機能を利用して関連商品を紹介したり(墨場必携と素材集でもやってます)・・・ほかにないか(汗)。

おお、あるある。現在テキストシリーズ特別キャンペーンをしています。テキストシリーズ5冊お買い上げくださった方に、中国の詩箋をアレンジした特別はがきを3枚プレゼントします。どの本でもOK。蘭亭序5冊でもOKですが、5人で買うんだから5枚くださいというのはだめです(きっぱり)。

そして、動画をおけることがわかったので、もっといろんなことをしたいと思っています。そしてもうすぐ、190000ヒット。プレゼントも用意しました。たぶん、連休の最後のころだと思います。

等々力緑地の車止め すずめ.JPG

唐突ですが、等々力緑地の車止めには、いつもすずめがいます。

 

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2008年4月28日

天来祭り

今年9月20日と21日に開催される「第二回天来祭り」では、「天来を知る・鑑定のポイント」というシンポジウムを予定しています。

実は最近、ネットをはじめとして、天来の贋作が横行しているのです。とくに値段の安いものは要注意。

天来の作品は二層紙が多いので、これをはがして二点の作品にしたものや、実在する真筆をまねて書いたものなどもあります。明らかに、誰かが作っているんです。線質や形が悪く、文字の知識もないのですぐわかるのですが、こんなものが天来だと思われては困ります。

そこで、真贋を見極めるポイントをまとめて、ご紹介しようというのが今回の企画です。

ゲスト講師に、もと「何でも鑑定団」で古書画の担当だった石井久吾氏をお呼びして、楽しいお話もうかがうことになりました。

また、佐久市庁舎望月支所(前の望月町役場)では、天来門流150名の展覧会も開催されていますので、たくさんの方がいらっしゃると思います。温泉につかって、書について熱く語りましょう。

 

ちなみに、天来の贋作の写真をたくさん紹介したいと思っています。お持ちの方がいらっしゃいましたら、ご協力のほど、お願い申し上げます。 メール tenrai@jeans.ocn.ne.jp

 

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2008年4月27日

舌の奥

それは、結婚する前のこと、前の晩はちょっとお酒を飲みすぎていた。

私はあまり鏡を見ることがないのだが、その朝は鏡を見ていた。そして、なんとなく舌を出してみた。ちょっと白いな、と思って、もっと出してみた。

す、すると、舌の奥のほうが、でこぼこで異様だった。やばい。

すぐに大沼医院という石川町のお医者さんに行った。

どうしました?

舌がへんなんです。

じゃ、見せてください。

つくづくと見終わった後、一言。

なんでもないじゃありませんか。

 

人生、そんなもんだなー。

 

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2008年4月26日

春の花々

春爛漫、心地よい風が吹き、なんだかうれしくなるような今日この頃ですね。

咲き乱れる花々の写真をごらんにいれましょう。

01オレンジチューリップなど.jpg

チューリップ、パンジー、ビオラなどの寄せ植えです。花壇のデザインにも工夫が凝らされています。

02しゃくやくつぼみ.jpg

しゃくやくが咲き始めました、とあったので、さっそくそこへ。ところがまだまだつぼみです。「ナイスギャル」という名前のしゃくやくは、どんな花が咲くのでしょう。

03ぼたん.jpg

しゃくやくによく似たぼたん。こちらは豪華に咲き誇っていました。重なり合った繊細な花びらは、思わず触りたくなります。

04しゃくやく.jpg

こちらはしゃくなげです。高い木に咲いているので、見上げるため、陽の光が透けて見えます。

05ロックガーデン.jpg

ロックガーデンには、小さな山野草たちが咲いていました。コビトになって歩き回れたら楽しいでしょうね。

06もっこうばらと藤.jpg

左の黄色い花は「もっこうばら」。ヨーロッパの香りが漂っています。右は風にゆれる藤の花。こちらは日本ですね。

07つつじとハンカチの木.jpg

左はつつじ。右は「ハンカチの木」っていうんです。白い花びらがハンカチに似ているからでしょうか。

08ポピーなど.jpg

左はポピー。白、黄、オレンジと多彩な色彩が目を楽しませてくれます。中央は「右近の桜」と書いてありました。右の青い花はネモフュラ、群生すると見事です。

09パキスタチス ルチアとハイビスカス.jpg

温室の中では、南洋の花々が咲いていました。左はパキスタチス  ルチアという名前です。右はおなじみハイビスカス。南洋は原色の花が多いですね。

10こえびそう べきごうかん.jpg

左はこえびそう。海老みたいに見えるのかな。中央はべきごうかん。しなやかな細い花びらが広がります。右は紙みたいな花びらを持っています。顎かもしれません。

11チューリップ.jpg

色とりどりのチューリップが満開でした。

12ピンクチューリップなど.jpg

ピンク色の花の海を見下ろすチューリップ。なんだか幻想的な雰囲気ですね。

お天気もよく、たくさんの人が真剣な表情で花を撮影していましたよ。

 

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2008年4月24日

扶桑印社展 祝賀会レポート

現在開催中の扶桑印社展、ブログ「臨書に挑戦」で展覧会のレポートをしましたので、私は4月22日(火)に行われた祝賀会の模様をレポートします。
まずは、主催者のごあいさつ。
1ご挨拶.gif
那須大卿先生の開会のことば、關正人先生のご挨拶、そして創玄書道会理事長、石飛博光先生の乾杯です。和気あいあいとした雰囲気が、会場に広がります。
ふつうはスピーチをする人は決まっているので、そのほかの人は安心していられるのですが、ここではそーはいかない。
3スピーチgif.gif
突然始まった、關先生と遠藤彊先生のトークショー。そして、急遽引っ張りだされた、墨編集長の太田さん。北川先生の、難しくて面白いお話。遠藤先生に呼ばれて、私も本とDVDの宣伝をしました。

2聴衆.gif
かしこまった着席ではなく、好きに動ける立食式。みんな思い思いに聞いています。眠い人もいます。

会場.gif
まだ慣れていないので写真が少ないのですが、だんだん的確なショットを撮れるようにがんばろう!

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2008年4月22日

比田井天来と南谷の作品陳列

5月5日から19日まで「フランス詩を書く」展が開催されます。ここは展示スペースが少ないので、この展覧会のために書いてくださった作品だけですが、5月29日から6月15日まで開催される大津展には、日下部鳴鶴・比田井天来・上田桑鳩・金子欧亭・手島右卿・比田井南谷の作品が特別陳列されます。

西荻でも、展示はされませんが、スタッフに声をかけると、これらの方々の作品を見ることができます。購入したい場合は予約のみ。

夕べ、横浜へ行って、作品を決めてきました。

天来晩~1.jpg

まずは、比田井天来最晩年の大色紙、絹本です。この手の色紙は非常に少なく、数枚しか存在しません。大サービス。このほかに、草稿4点を出品します。

南谷前衛1.jpg

比田井南谷の小品です。このほかに小品1点、「鬼手仏心」という色紙大の掛け軸、「光」「狂」という小品を出します。

 

お仕事が終わってふと見回すと、そこにいるのは隊長、ソーセキ顧問、まゆみ隊員という、あのメンバーではありませんか。

最近、たいちょうのたいちょうが悪くて、居酒屋探検をやっていない・・・。

というんで、始まっちゃいました♪

さしみなど.jpg

おさしみ、穂じそと青じそとパセリのてんぷら、若竹煮(たけのこはゆでたて)、そしていつもの卵焼き。

お酒はソーセキ顧問持参の「雪中梅」です。よくあいます。

続いてやっぱり赤ワイン。料理、これじゃないなー。

ナンなど.jpg

ワインにあうのは、これだよねー。左は、たぶんほうれん草入りのナン、右は絶妙の焼き具合の豚肉で、カルダモンやバジルが入ったレバノンのスパイスがかかっています。(隊長の指摘があったら直します)。

そして

いちご大福s.jpg

デザートは、海老名市にある山口屋さんのいちご大福。これってほとんどいちごですから、甘いものが苦手な私もばっちり。

そして、家にたどり着いたとき、白々と夜が明けた。

 

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2008年4月21日

さかな 吉田加南子先生の詩集

さかな.jpg
美しい本が出ました。「愛のフランス詩集-作品に書きたいことば」の編訳者、吉田加南子先生の詩集です。
水中から見上げた水面のきらめきのような、繊細なことばの数々。

さかな
水をかけぬけている
もうひとつの水

「あとがき」にこんなふうにあります。
さかなたちに出逢ったのは、早春の川辺だった。まだ雪を頂いている山のふもとで、高い空のもと、川はその山にいだかれて波をきらめかせていた。同じ場所に何度か通い、また、別の川や海にも足を運ぶうちに、この詩集はで出来あがった。出逢ったのは、おそらくさかなだけではなかったのだ......。
吉田加南子先生は旅行がお好きで、いろんなところにいらっしゃるのですが、そのさまざまな光景が、こんなふうに美しいことばに変身するんだと思うと、感動的ですね。

思潮社発行 定価2400円+税


2008年4月20日

パソコンで疲れた目を癒す

というわけで、大船へ花を見に行きました。自然の中ではちょっと難しいので、人工的な公園です。大船のフラワーセンター。去年は5月ころ行きました。

こっちを見ているパンジーs.jpg

花を見に行ったんだけど、花に見られているような・・・・・・・・・。

花の写真はいっぱい撮った(撮りすぎた)のですが、あまりにいっぱいあるのでご紹介は後回し。まずは、その後のことを書きますよ。

まだ三時なんだけど、どっか入ろうよ。というわけで探しましたが、なかなかない。おや、見覚えがある店があるぞ。前に隊長やまゆみ隊員と入ったお店だ。おお、こんな時間からやっているみたい。はいろうはいろう。

観音食堂s.jpg

ここです、観音食堂。お店に入ったら、まだ3時だというのにすでに満員。カウンターの方が少しゆずってくれました。すごいなー。店内は活気でむんむんです。

まずビールs.jpg

今日は隊長がいないから探検隊ではないけど、まーいーや。まずビール。

おいしそうなものがたくさんあります。前はいっぱい注文したけど、今日は晩のおかずのまぐろやボタンえびを持ってるから、早々に引き上げようね。

おさしみなどs.jpg

などといいながら、お刺身盛り合わせを注文。すごい。お隣のおばちゃまが「まー、すごいわねー」と歓声をあげました。

このおばちゃま、なんと、このお店の従業員の方のお母様だったのです。そして、そのお隣はお姉さま。どこから来たの?  川崎です。 まあ、そんなに遠くから。すっかり仲良しになっちゃいました。

お刺身はどれも新鮮そのもの。赤貝と右端の白身(なんだかわからない)が抜群です。

左下のあんきもは、ふわっふわの自家製で口の中でとろけます。右は稚鮎の唐揚げ。上げ具合がすばらしい。

日本酒s.jpg

このお店で日本酒を頼むと、こんな風についでくれます。コップから枡にこぼし、さらにお皿にこぼすんです。感動的だ。

岩がき.JPG

最後に岩がきを頼んで、めでたくお開きとあいなりました。時間は4時半過ぎ。後見人といっしょだと健康的だなー。

うちに帰って、マグロとボタンえびとあったかいそうめんを食し、焼酎をいっぱい飲みました(飲んでいる)。

お疲れ様でした~

 

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2008年4月19日

おもしろい検索語

このホームページは、ファーストサーバというところと契約しています。ちょっとお金を出すと、いろんな情報を教えてくれるので、二日前から詳しい検証ができるようになりました。検索エンジンから、どんな検索語で天来書院に来てくれたのか、すべてがわかるんです。

トップはやっぱり「天来書院」。そして、「金文」「泰山金剛経」「お礼のはがき」「篆書」と続きますが、おもしろいのは一人だけが来てくれた検索語です。

ファクス 送受信できない  そんなブログがありました。でも、天来書院に来てくれても、解決できないもんね。

はなのうららの隅田川    「はな」じゃないってば、「はる」でしょっ。

書道紙保存方法       まだその記事は書いてないなー。そのうちに書くからまた来てくださいね。

象 絵             天来書院のマスコット、象さんは、気に入ってくれたかな。

横浜 元町 実家      おお、誰だ~。お友達かもしれない。

会社で仕事をしたほうが  これがどーしてひっかかるの? と思って検索してみたら、「臨書に挑戦」へ飛びました。

前衛書道とは        Yahoo では、38番目にきてました。門流の方々の座談会です。納得してくれたかな。

 

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2008年4月18日

篆刻入門 動画公開

このブログは動画を載せられるみたいなので、いろいろ試しています。

今日は、もうすぐ発売されるDVD「篆刻入門」から、遠藤彊先生が白文印を刻していらっしゃるシーンをお目にかけます。迫力満点ですよ。

白文印.mp4 Macユーザーの方は、左をクリックすれば見られると思います。
Windowsユーザーの方は、QuickTimeをインストール(無料)してください。

もっと簡単な方法があると思うのですが、今のところこれしかできません。でも、これでいいのなら、いろんな動画をご紹介できますね。本編に収められなかったシーンとか、NG編とか・・・・・。

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2008年4月17日

篆刻パンフレット完成 でも・・・・・

篆刻入門表.jpgど、どーして200年(汗)。


2008年4月16日

蘭亭序展と薬師寺展

4月13日に、上野公園の石碑について書きましたね。上野に行って、どうして展覧会を見ないんだ! とご立腹の方も多いと思いますが、・・・・・行きましたよ、両方とも。

まずは上野公園の噴水でもご覧ください。

02噴水s.jpg

水を撮影するの、好きなんですよね。

五十の塔s.jpg

それから、特別公開中の庭園に建っていた五重塔。

なんてやっている場合ではない。展覧会へ行こう。

薬師寺展は人がいっぱいでした。呼び物はなんといっても日光菩薩と月光菩薩。美しかったですよ~。若いころは仏像なんか見ませんでしたが(なんだか恐かった)、この年になると、いーなーと思います。

解せないのは、足。三角形にぶっきらぼうな指がついているだけ。もうちょっとなんとかしないのかな。

書もありました。まず仏足石碑。側面に文字が彫ってあります。なかなか美しいものですよ。

それから写経。紺地金泥のはまーねっていう感じでしたが、すばらしいのがありました。それは重要文化財になっている大般若経で、別名「魚養経」。躍動感を秘めた力強い線で、存在感があります。ぜひとも見てみてください。

そして、蘭亭序展へ。同じ東博の東洋館で開催されています。ついでに見に行く人が多いかな、と思いましたが、やっぱりあんまり人はいませんでした。その分、ゆっくり見ることができました。蘭亭序というと、今では墨蹟本を考えますが、古色を帯びた拓本もいいものです。昔は蘭亭序といえば定武本でしたよね。

いろんな人の臨書も陳列されていて、おもしろかったのですが、私の好きな思想帖をあんなふうに臨書する包世臣はちょっと許せないなー。(こんなこと書いていいのかな)

その後、13日のブログではウニの画像を載せましたが、カニも見たいという人がいるので載せてみました。

カニs.jpg

左は生きているとき、右は蒸しあがり。小さくしたけど、やっぱり恐い。

それにしても、二人でウニとカニを食べちゃう私たち夫婦って、どーよ。

 

ところで、14日から新しいブログが始まりました。営業部で書いています。楽しい話題がいっぱいです。ぜひ読んでくださいね。

 

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2008年4月15日

アドレス帳消滅

パソコンは完璧に復旧しつつありますが、大きな問題が発覚(最初からわかってはいたのですが)。

データフォルダは無事なのですが、データフォルダではないところ(プログラムと一緒のフォルダなど)に保存されていたデータが、消滅しました♪ (なんか、ヤケッパチ)

そのひとつがアドレス帳。

そこで、このブログをご覧くださった方、とくに今までにメールをくださった方にお願いがあります。

私にもう一回、アドレスを教えてください。そのために「アドレス帳消滅見舞い」のメールを送ってください!!!

 

やることが逆ですが、これしか方法がありません。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2008年4月14日

パソコンがこわれました

本日午後4時頃、Windows のパソコンが突然シャットダウンして、立ち上げると動かなくなりました(汗)。
どーしよーかなーと思いましたが、幸運にもデータを共有にしていたので、バックアップがとれました。
すぐさま初期化! 決断は早い!!
ネットワークもつながったし、あとは明日やろう。


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2008年4月13日

上野公園の石碑など

二日間もブログをさぼってしまいました。ごめんなさい。ちょっとカテゴリなどを変更しようかなーと考えているうちに、二日もたってしまい、玉手箱を開けたらあばあさん。なんだかねー。

01 秋色桜と石碑.jpg

もう、桜の盛りは過ぎたのですが、上野公園では、まだまだたくさんの人がお花見をしていました。そして、満開の桜がありました。それがこの「秋色桜」。石碑には「井戸ばたの桜あぶなし酒の酔」という俳句が(私にぴったり)。これは元禄の頃、日本橋小綱町の菓子屋の娘、お秋が詠んだ句で、一躍江戸中の評判になったそうな。

この日は、庭園を開放していました。そこにも石碑がありました。

02町田久成君之碑.jpg

なかなか立派な石碑ですね。初代博物局長(館長)町田久成の顕彰碑です。

それにしても、彫りがすばらしい。

03碑の一部.jpg

もしかして・・・・・。

04書者と刻者.jpg

やっぱりねー。井亀泉刻。

この手彫り技術を復活させようと始まったのが、長野県佐久市(当時は望月町)の「いしぶみの里プロジェクト」。当時町長だった吉川徹さんを中心に、石屋さんたちが集まって会議を重ね、話題になりました。テレビでも放映されたんですよ。中国から王建虎さんを招いて勉強会も開かれました。

そして、現在、若き彫り手、清水朋聡さんががんばっています。今年の天来祭りでは「筆供養」が予定されていて、「筆塚」を彫っているんです♪ 楽しみですねー。

そしてその後は、御徒町でお買い物。毛蟹とウニを買いました。

05うに1.jpg

このウニは1980円なり。ものすごく新鮮で、サクサク・・・というのはオーバーですが、とにかく美味。

そして、毛蟹はというと、写真を撮ったことは撮ったのですが、顔がこわい・・・。載せられない。

 

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2008年4月10日

印泥を練るのはいつ?

みなさんは、印泥をいつ錬りますか? 使う前という方が多いのではないかと思います。

でも、正解は「使った後」です。というのは、錬った直後は熱をもっているので、余分なべとつきが出るのだそうです。

印泥を練る.jpg

使った後は、よもぎの繊維素が印泥の表面に出ていて、そのまま使うと、印面によもぎがくっついてしまいます。へらでよーく練りましょう。

 

さっき、DVD篆刻入門の検証版が届きました。さっそく見てみたら、画質がすばらしくよいのです。まる二日かけて苦労したかいがありました! たいへんだけど、これからもこの方法でがんばろう。

DM関係のデータも完成。18日に刷り上り、21日頃発送します。新刊や既刊書籍、天来祭りと門流展のご案内も入っています。ほしい方がいらっしゃったら、メールをくださいね。

 

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2008年4月 9日

篆刻セットの撮影

 

 
大臣 印.jpg
とってもかわいいと思いません? けなげに立っている印材たち。思わず撮影してしまいました。

篆刻の本とビデオの刊行を機に、入門者のために篆刻セットの販売をすることにしたのです。

 

「撮影大臣」という道具を使っています。これ、とっても便利なんですよ。

前に、あるカメラマンが、シャッターを押すだけなら誰でもできるけど、ライティングはプロでなきゃできないよ、と言っていましたが、ほんとです。

ところが「撮影大臣」を使うと、光が平均して当たるし、とても柔かなのです。ネットオークションのための撮影にもおすすめです。

ユニカさんで、今セールをしていますよ。

 

現在、新刊案内のDMを作成中。今夜中に、データを送りたいのですけど、間に合うか・・・。

 

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2008年4月 8日

筆が届きました

ブログに書きましたが、先月27日に、熱海で筆作り体験をしました。一休園さんの指導です。

02筆作り.jpg

右が原材料。これをよーく混ぜたのが、左の写真。どんなになったかなーと思っていたら、送られてきました。

 
 

和子自作筆2.jpg
これです、これ。

結構サマになってます。

銘の和子自作筆っていうのが、ちょっと気になる。

だって、毛を混ぜただけなのに・・・。

私的にはちょっと長鋒すぎますが、そのうちに書いてみよう。

 

昨日送ったDVDデータは問題なくOKでした。

なんせ、198ギガのデータから作るんですからね。絶対に画質がいいと思います♪ 幸せ・・・・・。

今月末に、本といっしょに発行です。

作品に押す印を自分で彫ってみたいと思う方、必見です。

そのうちに、動画をホームページにアップしてみよう。

 

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2008年4月 7日

ローマ字の印

ようやく、コピー会社にDVDデータを発送しました。な、なんと、198ギガ! 普通は画質を落とすらしいのですが、それは我慢できません。

ところで、書籍『篆刻入門ー実例500』は、まだ何にも宣伝していないのに、ネットで注文をいただきました。それも二件! ブログをみてくださったのでしょうか。

本の中に、ローマ字の印が紹介されています。

 

左は石飛博光先生の「Hakko」。右は比田井南谷です。よく「まんじ」ですかと聞かれますが、これは頭文字SとHをアレンジしたもの。比田井漸(すすむ)が本名です。

 

とうさんぼく.jpg

トウ散木のこんな印もおもしろいですね。

ユニークな印を所蔵するためには、やっぱり自分で彫らなくっちゃ。

というわけで、本とDVDをよろしく!

 

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2008年4月 6日

お花見とカルメ焼き

今日も本当にいいお天気でしたね。私の家のそばに、お花見の名所があります。ぶらぶらと出かけてきました。

01 小杉の桜.jpg

ちょっと散り始めていますが、まだまだ見ごろ。今日は小杉商店街のお花見祭り。露天が出るんです。

02露天.jpg

昔からの焼き鳥なんかと並んで、いまどきの「寄せどうふ」や「お粥」もありました。よい子のお面。そして鶏肉をこんなにいっぱい焼いちゃって、どーよ!

そして昔なつかしいものを実演していたんです。それはカルメ焼き。

03カルメ焼き.jpg

まず、ザラメと黒砂糖(これがおいしさの秘訣)を混ぜて、火にかけます。ぶくぶくと泡がたってます。あんまり強火にしないのがコツです。

ここに重曹を投入。見る間に色がかわり、固まっていきます。一番右が完成品。ほのかに黒砂糖の香りがして、おいしい♪

まだおなか一杯だから、もうちょっとお散歩しようか、と言いながら、バスで等々力緑地へ。

04 チューリップ.jpg

チューリップがちょうど見ごろでした。ピンクが一番好きです・・・。かわいい・・・・・。

05桜とムクドリ.jpg

しだれ桜はちょうど満開。そばにむくどりを発見。撮影に成功! すごい!! 野鳥カメラマンになろうかな。

06桜と池.jpg

桜は、花が散るとだんだん葉っぱが生えてきて、やがて葉桜になり、新緑の季節へと変わります。満開の桜をめでるより、自然のこんな力強い営みを感じるほうが、今の自分にぴったりな気がします。

さあ、明日はDVDデータを大阪に送るぞーーー。

 

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2008年4月 5日

お花見探検隊

今年の桜は長~く咲いていて、今日、明日はまだまだお花見ができそうですね。

我らが探検隊のお花見は、実は3月29日に決行されました。場所は横浜の元町公園を見下ろしながら。お料理はアラブ、エジプト、トルコ、インドネシア、インド、フランスいなか風、そして日本。

そのときの様子をご報告しましょうね。

01ビール.jpg

場所は隊長宅。なにはともあれ、まずビール。アサヒ生ビール「琥珀の時間(とき)」5リットル。サーバーがあるんですよ。なんたって、味(と雰囲気)が違います。

今日のお客様は、まゆみ隊員のお兄さん一家。なんとにぎやかでエネルギッシュなこと。一緒にいるだけで、とっても楽しくて元気が出ます。(負けていられない)  ビールをついでいるのはお兄さんで、実はその道(なんの道だ?)のプロなんです。まあ、だんだんと明かしましょう。

 桜はどーした。

01桜.jpg

元町公園は、知る人ぞ知る桜の名所。横浜にいたときは、毎年ここでお花見でした。

夜、見下ろしても桜は見えない。だから自力でライトアップしちゃったらしい。まあ、クリスマスイルミネーションのお花見版ってやつですわ。点灯したとき、公園でお花見をしていた人たちから歓声があがりました。

02しらすとサラダ.jpg

最初に出てきたのは生しらす。今日、横須賀であがったばかりのしらすを、お兄さんがもってきてくれました。このおいしさったら感動モノ。そんじょそこらで売ってるのとは、わけが違う! 新鮮そのものです。おいしくするにはコツがあって、お酢を少し入れた水で洗うんですって。(新鮮でなければ無駄だからやめなさい)

そして右が「春野菜とパパイヤとグレープフルーツとエビとハマグリのサラダ」。こんなにたくさんの素材なのに、なんなの、この一体感は。菜の花まではいってます。白ワインって、いつ言おうかな。

でも、このへんから、なんとなく異国情緒が漂ってきました。

02えびとたまご.jpg

えびのグリル。白ワインだろ~、とつぶやきつつ、殻もおいしい、などど食していると、出てきました。イタリアのスパークリングワイン。これだ、これだって。

右側はブラジル風パイナップルの串焼きと、ゆで卵のこんがり焼き。ゆで卵は、子供の頃大好きだった卵のココットの、白身がちょっとこげてかたくなった感じをイメージしたんですって。お兄さんはゆで卵が大好きなので、かならずメニューに登場します。(私だって好きだもん)

03ナン.jpg

異国情緒がさらにアップしてきました。アラビア風なすのペースト、ナン添え。このペースト、なんだか動物質に見えますが、食べてみると、おお、なすだー。コクの中にさわやか感があります。ナンにつけると、すごいおいしい。飲んだのはシャルドネの白ワイン。今、えーと、4カ国です。

そろそろ赤ワインに行ってもいいよー、などと下から声がかかってます。

04レンズマメのスープ.jpg

左はエジプト風レンズ豆のスープ、クラッカー添え。なんといったらよいのでしょう。もったりして、お豆の味が口いっぱいに広がる、濃厚なスープです。

右はシシカバブ。ゴマとクミンと赤唐辛子の薬味は元祖、トルコ風。ほかに、インドネシアの辛いサンパルソースも添えてあります。このソース、すごく好き。欲しい。

飲み物はチリの赤ワイン。このお料理の間に2本あきました。

05豚肉.jpg

左はフランス田舎風、塩漬け豚ばら肉のコンフィ。三日間塩漬けしたばら肉を一日かけて塩抜きをし、80度の油で二時間煮て、さらにオーブンでカリカリに焼いたもの。中はとろっと柔かくて、外はかりっと香ばしい。すっごく時間がかかっているのがよくわかります。最初に塩漬けするのがポイントなんでしょうね。ちょっとまねできない味です。たくさんあったのに、すぐになくなっちゃった。

右はインド風ビリアーニ、骨付き鶏肉入り。お米料理です。これがねー、赤ワインにあうのよ。イタリアのベッラーリア社のラ マッチャ、1999年のマグナムボトル。これって、すごく高いんじゃないの? キャー、いっぱい飲んじゃお。早い者勝ち。

 

10シレックス2.jpg
結論として、シシカバブになすのペーストを塗り、ナンに巻いて食べるのがお薦めです。

飲み物は、フランスのプイィ・フュメの白ワイン、シレックス(写真)と、養心王を2本飲みました。(飲みすぎだ~)

隊長宅では、今夜も宴会をするらしい。

私はといえば、DVDの映像を、クイックタイムムービーにかきだして、さらに外付けハードディスクにコピーしています。

普通は一度テープに書き出して、それをコピー屋さんに送るのですが、うまく書き出せない。会社に電話したら、ムービーデータでもよいというので、おお、それならテープに録画するより、最高画質が保てる♪ と喜んだのもつかの間、全部で100ギガを超える大容量。

ま、地道にやるっきゃありません。

 

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第一回居酒屋探検隊 藤沢 九昇

第二回居酒屋探検隊 神田 みますや

第三回居酒屋探検隊 浅草 丸太ごうし

第四回居酒屋探検隊 横須賀編

 

第一回居酒屋放浪隊 中目黒 ほさかや 根室食堂 おおたる

第二回居酒屋放浪隊 新馬場 牧野  放浪する隊員たち

第三回居酒屋放浪隊 ひな祭りと中華街

2008年4月 4日

京都 花灯路と美食の旅 続編

おなかもすいてきたので、いよいよ祇園の「きたざと」に来ました。今回はここに来たくて京都にしたようなものです。

 
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カウンターの中のご主人はやさしそうな顔で、おいでやす。

さあ、何から頼もうかな、ということで、いっぺんにこんなにたのんでしまいました。お酒はまず澤屋松本の無濾過生原酒。

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まず、おあげの焼いたん。厚くて、ふっくらさくさくでおいしかった~。上にかかってる糸けずりのオカカも質がいいぞぉ。

活鯛のお造り、しめてちょうど食べごろになじんでいて、甘みもあって、いい鯛の香りもうれしいな。

小いもの煮ふくめ。見た目はふつうでも、一口かじると濃いおだしの味と里いもの味が、口の中をかけめぐる・・・う~ん!!

タコの造り。プリプリシコシコでタコの味が、うま味が・・・・・。

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絶品の焼きトロロです。山イモと玉子と白身の魚のスリ身をよくまぜて、オープンで焼いてあります。まるで山イモのスフレみたいにフワフワ、トロトロでした。二杯目のお酒は、大五郎っていう特別純米なんですが、どこのだろう? でもおいしいね

甘だいの桜むし。甘だいの下にはいい香りの桜の葉っぱにくるまれた、道明寺粉で作ったおもちが入ってます。上にかけた銀アンがもうおいしくて!! 最後の最後まですくって食べました。そのころには3ばい目のお酒、綿屋もからになって、もうおなかいっぱいで、幸せでした。

その後、また夜の祇園をフラフラの一夜でした。

 

次の日はツアーなので朝から元気に、トロッコ列車にも乗っちゃいました。トロッコの駅から竹の道を通って嵐山へ、この時間はまだしらふです。

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右上は嵐山です。向こうは渡月橋ですね。

左下はあだし野の野仏です。その右は大覚寺。

 

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これ本当の右近の橘と左近の梅です。あれ? おひなさまのって梅だっけ? この時代、花は梅が主流で桜はもう少しもう少し後の時代なんですって。なるほどね~。しかし、本当におひなさまのおかざりみたいに、四角く囲ってありましたよ。おどろき~。

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右は大門寺屋のあぶり餅です。これは清涼寺の境内にあるお茶屋の名物です。うす甘くて、あべかわもちの一口サイズみたいでしたが、意外にビールとおにあいでした。

嵐山には、八ツ橋の店が3軒ならんでいました。元祖とおたべと夕子・・・どの生八ツ橋も同じ味に感じるのは、酒のつまみにならんと思っているからかな?

夕方に、京都駅でお疲れさまビール。京都の地ビールでかんぱ~い。ちょっと甘い感じでおいしかったな。暗くなる京都タワーを見ながら、あー疲れたけど、おもしろかったなあ~。

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牛ヒレの香味焼き。やわらかくておいしかった。スパイシーオロシソースって感じかな。

トーフのグラタン。トーフは大きめで、ソースはマヨネーズチックだったけど、トーフ自体の味がおいしくて、バランスよかったな。疲れてもしっかり飲むぼくたちって・・・・・スペインの赤です。

カニとオレンジのあえもの。オレンジピール入り。なんと380円で、おいしいカニがしっかり入っていて驚き! 日本海に近いからかな。

トーフとえだ豆とエビのすり身あげ。上にささってるのはトロロコンブのカラアゲ。パリパリで、だんだんコブの味がしてくる。これはおいしい。

最後はカニタマのメンタイアンカケなんだけど、味見したらあまりのおいしさに、写真とるのわすれてこんなに食べちゃいました。メンタイアンはカツオダシの味なんです。

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こんなふつうの京都のチェーン店が、こんなにおいしくて安いのにおどろき~~!!でした。

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そして帰りの新幹線で、またまたこんなのを飲んでます。ハハハハ。

そして駅地下でたくさん買ったけど、もう食べられないから、帰ってみんなで食べようっと・・・ということで、この旅も無事におわりました。

次はもっと西の方へ行きたいな~なんて話が・・・・・。

 

なんとまあ、よく飲み、よく食べること。さすが隊長だなー。

 

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2008年4月 3日

京都 花灯路と美食の旅

お待たせしました。隊長から届いた京都訪問記、夕べようやく時間ができたので、画像を加工し、書き込みの準備が整いました。

時は3月22日、隊長とまゆみ隊員の京都の旅です。4キロのところに、何千という灯がともるんですって。居酒屋探検隊隊長の記念すべきブログデビューです♪

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最初は南禅寺の山門です。大きいなー。弁慶が上にのぼって、絶景かなと言ったそうですが、その頃にはまだ山門はなかったそうですよね~?

 

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おなかもへってきたので、まずは南禅寺の門前にある「奥丹」という湯豆腐屋さんへ。ここは湯豆腐をはじめて出した店なんですって。ひととおりというメニュー一種しかないんです。

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まずはゴマ豆腐と味つきのトロロです。お酒は京都の金瓢(きんぴょう)です。なかなかすっきりしてます。

ゴマ豆腐はちょっと甘めのタレがいい感じです。トロロは最後にごはんにかけてもいいんですって。

次は木の芽田楽。やっぱり豆腐がおいしいよ。

そしていよいよ湯豆腐登場。小皿にとって、ネギと七味かけてから、まん中のタレをかけてくださいって。う~ん、豆腐が意外としっかりしてるけど、舌ざわりは絹のようだなあ~。七味の山椒が多めで、いいなあ。タレは意外とうすめで控えめっていうのが京都らしいな。その後、テンプラとごはんとタクアンでした。もちろん、最初のトロロは、ごはんにかけましたよ。昼からおなかいっぱいだよ~。そういえば、京都って意外とタクアンが出ることが多いですよね。おぼうさんが毎日朝におかゆと一緒に食べるからかな?

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いよいよ夕闇が迫ってきたので、まずはライトアップされた清水寺へ、いざ!! 三重塔がきれいでした。

そこから三年坂、二年坂を通って花灯路がはじまります。まるで大晦日みたいな賑わいでした。

なんだか、タヌキしか売っていない店もありました。

街にはずっと灯がならんで、なんだか夢の中みたいな不思議な気持ちになりました。

                                                       続く

 

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2008年4月 2日

日本詩文書作家協会 熱海研究会

さて、今日は、3月27日28日に熱海で行われた、日本詩文書作家協会の研究会の話題です。おすし屋さん? 行きましたよー。

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なぜ箱根芦ノ湖かというと、箱根経由で熱海に行ったのです。理由は・・・聞かないでください。ちょっと、東名高速を降りそこなって・・・。

でも、芦ノ湖、きれいでしょ。立ち上る霧、逆光で銀色に輝く水面、神秘的な美しさです。対向車も皆無。気分よく、熱海に到着です。

場所は熱海の金城館という旅館。開校式まで時間があったので、お散歩しました。

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東京は雨模様だったのに、熱海は快晴です。海岸も整備されて、10年前とはまったく変わりました。もっと向こうの海岸は、夜ライトアップしてます。花火大会があったり、熱海は今、やる気です♪

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枝垂桜が満開でした。ここには何種類もの桜が植えられていて、「熱海桜」は2月に満開、今は葉桜でした。街のそこかしこに花が飾られていて、きれいです。

正午に開校式。その後、特別企画、筆作りの実習が始まりました。講師も受講生も全員が取り組みます。最初は作っている先生方にインタビューをしていた私ですが、どうしてもがまんできなくなって、私もやりたーい。だって、筆作りの取材を何回もしているんですからね。

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右が素材。左が完成品。つまり毛をまぜただけですが、これが意外と難しい。白い羊毛がやっかいなんです。でも、取材経験を活かし、「練り混ぜ」を応用して(水をつけるのは無理らしいので、乾燥状態での練り混ぜですが)、結構うまく混ざったと思いません? このあと、一休園の職人が完成させ、送ってくれます。一人1000円で体験できるそうなので、イベントなどにいかがですか?

次は、下の部屋に移って、講師の先生方の模範揮毫。日本詩文書作家協会は、一つの会派にかたよらず、今回は11の団体が参加。技法も考え方も異なる講師の指導を受けて、受講生はとまどいながら、新しいものを発見していくのです。

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ここに写真をのっけても許してくれそうな、友野浅峰先生と宮本博志先生の揮毫風景です。120名の前で書くので、とっても緊張すると口ではおっしゃいますが、先生方全員、落ち着いて見えました。女性講師は三人で、とてもすてきでした。講師の若返りの時期だと感じました。

そして、夜のとばりが降りる頃

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今回入ったおすし屋さんです。

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おさしみは本当に新鮮。まぐろ、さざえ、ほたるいか、・・・この白身はなんだったかなー(アセ)。右はマテガイの焼き物です。お酒のつまみに最高です。

そろそろお寿司にしよう。いろいろ食べているうちに、お品書きを見たら、ふつうのお寿司のあとに「納豆寿司」の文字が。

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頼んでみたら大正解。秘密のたれであえたとろとろの納豆が入っている、このお店自慢のお寿司だったのです。

で、この後、納豆寿司をおみやげにしてもらい、いざ金城館へ。そろそろ講師の先生方も部屋に戻っているはずなんです。

そして、いつものごとく深夜まで大宴会でしたが、とまったのはちょっと離れたホテルだったので、途中で引き上げました。よかったよかった。

翌日は、二日酔いの中、残った先生方のインタビュー。結局3時頃までかかりました。

先生方、お世話になりました。ビデオは5月中ごろ完成します。今回はDVD版もありますよ。

 

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