歳末クイズの余談

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前週は不思議な竹1字のクイズでしたが、ほかにももっとありませんか、との声がかかりました。前週のブログにも書いたように、こういうものも、空海の飛白体のように、広い書世界のうちの一領域で、梧竹にとっては至極真面目な取り組みの一部なのです。

「歳末クイズの余談」 つづく

歳末のクイズ これは何という字?

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何とも不思議な1字です。いったい何という字でしょうか。落款もなぜか梧竹じゃなくて、梧の1字だけ。大掃除が終わったら、こたつに入ってアタマをひねってみてはいかがでしょうか。




「歳末のクイズ これは何という字?」 つづく

雪竹の図

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絵画史上はじめての、天から舞降りる雪そのものを墨で描いた歴史的名画である。いったい、白い雪を黒い墨で描こうなど、どうしてそんなことを発想したのだろう。ともかくこの絵は、先週の12月「雪擁柴門氷満池」幅と同じく寒さ冷たさを描いている。

「雪竹の図」 つづく

雪は柴門を擁し−−12月の幅


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神品12か月のうち12月幅は「雪擁柴門氷満池/雪は柴門を擁し氷は池に満つ」、しばの門には雪が降り積もり、池には氷が張りつめている。市河米庵「墨場必携」は白楽天の句として「雪擁衡門氷満池」を載せている。


「雪は柴門を擁し−−12月の幅」 つづく

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