2009年5月28日
墨水邨居雑首
2009年5月21日
廬山の烟雨ー「もう一つの」モデル
比田井和子女士の、徳島県立文学書道館での梧竹展記念講演のメイン・テーマは「梧竹と王羲之」だった。その終わり近くで「もう一つの梧竹」のタイトルをあげ、金文臨書を紹介された。私にとってこのタイトルは想定外のフレッシュな視点だった。
2009年5月14日
春風動春心
梧竹の書は80歳を越えて、技(かたち)の書から精神(こころ)の書へと大きく飛翔する。筆も超長鋒筆(ナマズの髭)から短鋒筆へと大きく転換をとげる。
2009年5月 7日
杯渡海鼇避
梧竹80歳、悟るところがあった。自分の書の姿が王羲之・空海と違う。技の相違ではない、筆の相違だ。梧竹は長年親しんだ長鋒筆を捨てた。