点線のヴァリエーション

1月22日上s.jpg
梧竹の立体的な円筆の書線は、60歳代で点線筆法の開発によって大きくバージョン・アップをとげ(前回のブログ参照 )、年代の経過とともに展開進化して、明暗の表現、軽重の表現、時代性・古調の表現など、書表現の可能性を大幅に拡大した。




様々なバリエーションの一部をざっと紹介してみよう。(図版はいずれも部分)

1月22日上.jpg1月22日 下.jpg図1 山の第一画の下部では。縄を捩ったような複雑な、不思議な形態となっている。
図3 鄭太師小子ゲン銘臨書、左端款語の太、右払い、楷書にも点線が現れるのに注目。 



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