イントロ

すばらしい梧竹ワールドへようこそ! 梧竹の魅力を満喫できる連載が始まりました。



01 85S幼女六歳IMGss2.jpg新潟岩室温泉で 比田井社長とおしゃべり。
比田井:梧竹さんは 自分が王羲之になろうと思ったのでしょうね
日 野:同感です。それから本気になって、羲之を超えようと心をきめたのだと思います
社長の鋭く確かな直感力、ズバリと切り込む表現力、そして何よりも視点の高さに感動。

少しして、UPされた社長のブログ。
中林梧竹の書 80歳以降に注目
中林梧竹というと、みなさんはどんな書を思い浮かべますか?
昨年、日野俊顕先生の『中林梧竹の書』を発行するまで、六朝書道が中心なんだと思っていました。あるいは、風変わりな金文の臨書も目立ちますね。
でも、本の中にもっとすばらしい作品があるし、五島美術館の展覧会を見て、晩年の書はすごいなーと思うようになりました。
そして、今回新潟の梧竹展を見、日野先生のお話を聞いて、その確信を強めたのです。

それから また少し後に お話をいただいた。
「梧竹さんのブログをつくっては いかがですか」

わたしとしても いろいろ考えることがあった。
社長にも あったはずだ。
日 野:少し過激な中身になってもいいですか。
比田井:差し支えありません。

今では もう、世の中の状況が そういうふうに進んできた、と考えることに決めた。
しがらみ、ビジネス、そんなことは一切気にせず、正直に ものをみて、正直に ものをいえる、そんな場所を提供してくださるということ。
ブログを維持する 気力、体力、知力、持久力、自信があるわけではないが、岩室温泉のおしゃべりからはじまったこの仕事を、わたしは 大切にしようと思っている。

施肩吾「幼女詞」
幼女纔六歳 未知巧与拙 向夜在堂前 学人拝新月
わずか六歳の女の子 まだ上手下手の区別もわからない 日暮れどき家の前で 人のまねをして新月を拝んでいる 
わたしの好きな詩です。詩の状景や気分を この書は的確に表現していますね。

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