梧竹と明治の書 メッセージは「百代の新風」 その2

左は、日野先生が23歳のときの書です。
金もいらぬ、名誉もいらぬ、生命もいらぬといふ人物はどうにもならぬものであるが、このどうにもかうにも手のつけられぬ人物でなければ、本当の仕事はできぬ。

「梧竹と明治の書 メッセージは「百代の新風」 その2」 つづく

梧竹と明治の書 メッセージは「百代の新風」


徳島県立文学書道館で「梧竹と明治の書」展が開催されました。
この展覧会の図録に、日野先生が解説をお書きになっています。最期を自覚された先生は、この文章の中に現代の書への痛烈な批判と梧竹の書への限りない愛情を込められました。
そこで二回にわたってこの文章をご紹介し、ブログを閉じたいと思います。

"梧竹と明治の書 メッセージは「百代の新風」" つづき

2月初午の幅

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今年は2月1日が初午(はつうま)だった。初午は稲荷神社の祭礼日、全国稲荷社の本社、京都の伏見稲荷大社の神様が和銅4年初午の日に降臨されたのに始まるそうだ。初午詣での話は「枕草子」や「今昔物語」にもみえ、江戸時代には子供が寺子屋へ入門する日となったそうである。今日でも、各地方でさまざまな行事が賑やかに行われている。

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「丹楓詩幅」複製の特別頒布と徳島の梧竹展

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「丹楓詩幅」複製の特別頒布 
「梧竹の会」では85歳筆の名作「丹楓詩幅」原寸複製を特別頒布することになり、申し込みを受け付けています。

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20歳の書 蘇東坡詩集の書き込み その2

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『蘇東坡詩集』の書き込みは先週紹介したほかに、巻2、4、5、11、16、25の末葉(巻11は首葉にも)に閲読記録がある。嘉永4年(1851、いまから160年むかし)の初冬10月10日の夜に巻2,5,11,16を、12日の夜には巻4を、25日夜には巻25を「香雪齋」で読んだことを記している。

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20歳の書 蘇東坡詩集の書き込み その1

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小城市立中林梧竹記念館で開催の梧竹展に、佐賀大学付属図書館蔵小城鍋島文庫の「増刊校正王状元集註分類東坡先生詩」が出陳された。


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